空耳 soramimi

あの日どんな日 日記風時間旅行で misako

忘却のささやき

2008-02-14 | 読書



他愛ない話だけど、いい写真もないので。

今日は午前中から夕方まで図書館に行っていた。帰るとすぐ図書館から電話があった。
帰ったばかりだったので又忘れ物でもしたかなと反射的に思った。自分のことは一番よく知っている。やっぱり忘れ物だった。
「ずっと前に、リクエストされた・・・・ささやきという本が来ていますので出来るだけ早く取りに来てください」
「ささやき」って何だろう。そんな意味深な題の本を頼んだかなぁ、とふと思った。
それに前にって、リクエストしたのが前なのか、前から入っていたのか なんて考え出すといよいよこんがらがるし、図書館で間違うことがないだろうと「ハイ! すぐ行きます」というので又引き返して行ってきた。
「え~と ささやき っと」と図書館の人もささやきながら出してくれた。
この「石のささやき」、石がささやくなんて題は思いつかなかったかも。
それにしても、よくこの本を頼んだものだ。クックは新刊が去年出たというので探して買ってある。最新は「緋色の迷宮」というのだった。
そこで本棚から「緋色の迷宮」を引っ張り出してみると2006年刊で、昨年出たのはこの「石のささやき」だった。そういえばまだ今年になって二ヶ月、昨年に昨年刊だと思っていたのは2006年のもので、そうだとすると昨年は昨年刊行のものがあったもいいはずなので(ああややこしい)、クックは大抵一年に一冊出ると思っているので。これは2007年のものかと納得したのだが、ではどこでそれを知ったのだろう、最近私は私が信じられないことがある。
本をリクエストしたこともその経緯も、題名も、果ては今年になったことさえうっかり忘れているなんて、図書館の人が「はぁ~~」と一瞬口ごもった私に、少しきつい調子になったのも分かる、私だって自分に少し呆れ気味なので。

すぐにあとがきを読んでみた。あとがきはこれは面白くないですとは決して書いてないのでたまに期待はずれの事もあるが、なんだか面白そうな気がする。
今夜はBSで「ウォール街」なのだがこれはもう二度見たし、本を読もうか映画を見ようかと大変悩んでいる。

コメント (2)
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