美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




この展覧会のタイトルは素敵だなぁ...屋上庭園。10個の庭からなる 本展の、私の好きな庭を紹介しておきます... □掌中の庭 版画雑誌のコーナー。何冊かの雑誌の復刻版を手に取ることができ ます。『版画』という雑誌の『展覧会の会場研究』という特集ペー ジに岸田劉生のエッセイ。当時、書画展を開くのに赤坂の三会堂と いう箱を使っていたそうです。そこの難点は冬になると軒先で鮭の 安売りをすること。会場を . . . 本文を読む

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水戸まで宮島達男さんの個展を観にいきました。 宮島さんの作品というと、暗闇に光るカウンター...様々な速度で刻 まれる数字は無機質で硬質な作品です。それが二年前に上野のギャ ラリーで開催されていた個展ではどこか柔らかで、生き物のような 展開を見せていたのが印象的でした。 ・宮島達男展「FRAGILE」 (SCAI THE BATHHOUSE) そんな宮島さんの新作『Counter Skin』は . . . 本文を読む

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今年、横浜トリエンナーレ2008が開催されます。 今回は内藤礼さんが出展されるのでとても楽しみにしています。 ・速報! 横浜トリエンナーレ2008 参加作家第1次発表 内藤さん以外は知らない作家さんばかりなのですが、そんな未知の 作家さんと出会えるのもこうしたイベントのいいところ。私が観た 初めての国際展は、2001年の横浜トリエンナーレです... さて、2001年に開催された初めてのトリエン . . . 本文を読む

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東京都写真美術館で三つの企画展が開催されています... □その壱 シュルレアリスムと写真 痙攣する美 痙攣する美って、何だ...?という疑念はさておき、私が一番好きな 写真はアンドレ・ケルテスのエッフェル塔です(上の写真)。とても 小さい作品ですが、絵ハガキでもいいから欲しいなぁ... ブラッサイとアッジェの写真が大量に。でも、シュールなのかなぁ... 私はブラッサイの光と影に一票。 また、 . . . 本文を読む

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鴻池さんの作品は何度か観たことがあったのですが、個展は二月の 高橋コレクションが初めて。そこで読んだテキストが印象に残りま した。 ・ギャラリー不定点観測 (目黒・白金篇) 私にとって作家さんは未知なる存在で、創造力のない私には、その 言葉が眩しく映ります。 また、先日のアートフェアで観たまっしろい飛ぶものもよかった。 半ば即売所と化してたあの場所で、輝きを放つ数少ない作品のひと つだと思いま . . . 本文を読む

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ラ・フォル・ジュルネ開幕。今日は庄司紗矢香さんの演奏を聴いた。 ステージから遠く離れて観るコンサートはポケットに入りそう。 こんなに高いところにも響いてくる、天上の音楽。 # ちなみに写真は終演後の舞台です... . . . 本文を読む

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気持ち駆け足でまわって二時間弱くらいでした。とにかく物量があ るので、日帰りのかけもちで観に行った私にはちょっとつらかった... これから行かれる方は余裕をもった方がいいと思います。 あと、目玉のひとつである少女たつへの鎮魂歌『地獄極楽めぐり図』 や『XX画帖』など、小さな作品に見どころが多く、単眼鏡は必須 でしょう。 以下、印象に残った作品をいくつかあげます。 ・風俗鳥獣画帖 これは手に取 . . . 本文を読む

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