携帯が見つかる

そういえば一ヵ月ほど前にこんなことを書いた。

・携帯を落とす

結局、仕事が忙しくてさらに一週間わさわさしているうちに、携帯
会社からの通知があって、ラッキーなことに地元の警察に捕獲され
ていたことが判明。結局私のところに戻ってきました。
＃ 早まらなくてよかった...やれやれ...皆様お騒がせしました...

さて...

そんな私が携帯を落とす直前、最後の数分間に話していたのが会社
の先輩。その日はたまたまうちの近所を通りかかったそうで、ちょ
うど付近を自転車で帰宅途中だった私と合流して我が家でビールを
飲んだのでした...

今日は珍しくその先輩と同じエレベーターに乗り合わせた。

先輩：携帯電話どうした？
私：みつかりましたよ。
先輩：よかったね！

徹夜明けで疲れ気味の私の口から独り言のように出てきた言葉。

私：ビール飲んで自転車乗って携帯なんか使ったらだめてすよね...

数年経って気づくこともあれば、一ヶ月経って気づくこともある。
ほんのひと月ほど前は携帯電話の会社をくさしていたけれど、何だ
か自分が悪かったような気がしてきた。シーンとしているエレベー
ターの、居心地がやけに悪いなぁ...やれやれ...

そんな中、ふと口を衝いたあたしの言葉に、ひとり肩震わせるお姉
さんがいる。笑いこらえている...

そういえばこの人にはつれなくされたことがあった。もう、十年も
前のことか...そんな彼女はいまだ独身。エレベーターを降りた彼女
は、同じく独身の先輩と二人してお昼を食べに出かけて行った...

春だなぁ...