美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




初めて行った国立新美術館です。いきなり藤田嗣治の『カフェにて』
が展示されています。憂いのある表情には見覚えがあるものの、昨
年の藤田展で観たものとはちょっと違うような...
# これは姉妹作にあたるのかな...
一年前の藤田嗣治展の感想

カンディンスキーの『相互和音』、いつもながらにカラフルな抽象
画、気持ちがいい作品ですよね。とてもきれい。

アガムのキネティックアートが面白かった。こういうの観るの初め
てだったので。歩く速度で色が変わっていく様子がとても興味深く...

そして、今回、もっともインパクトのあった作品がド・スタールの
『ミュージシャン、シドニー・ベシェの思い出』です。これは以前
のポンビドー展か卒業旅行のポンピドーセンターか忘れましたが、
いつか観たことがあります。

シドニー・ベシェはジャズ創世記のミュージシャンの一人だそうで
す。
シドニー・ベシェの紹介

一番右手にいるのがシドニー・ベシェなのでしょうか...

赤・青・黄色の単純な色面の上に描かれるのは、ステージ上のミュ
ージシャンです。今にも音が聴こえてきそうな絵です。

音が聴こえるといえば、カンディンスキーの作品なんかを思い起こ
しますが、そこから聴こえてくる音は上品な音、どちらかと言えば
クラシックな感じがします。

一方、このド・スタールの作品から聴こえてくる音はもっと生き生
きとしています。いかにもジャズミュージシャンが呼吸を合わせな
がら演奏している様子が伝わってきて、とても楽しそう。

久しぶりの再会を祝して絵葉書を買って帰ってきました...

異邦人たちのパリ1900-2005 (国立新美術館) - 5/7

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
絵葉書 (mizdesign)
2007-03-11 19:38:27
こんにちは。

僕はカンディンスキーとミロの絵葉書を買いました。
今回の展示の中ではそれほどインパクトありませんでしたが、好きなんです。(笑)
 
 
 
Re: 絵葉書 (lysander)
2007-03-11 21:30:20
mizさん
こんばんは

> 僕はカンディンスキーとミロの絵葉書を買いました。
おお、そうでしたか。
私はカンディンスキーと藤田とド・スタールです。

私は絵葉書って使ってしまう性質のですが、それでも
手元にあるものは結構な数になります。
今度ファイリングしてみようと思っています。
# 自分だけの画集みたいで楽しそう...
 
 
 
カンディンスキー! (COZY)
2007-04-02 02:49:00
こんばんわ。
僕もこの展覧会では『相互和音』が気に入り、絵葉書を買いました。
記事をTBさせていただきます。
 
 
 
Re: カンディンスキー! (lysander)
2007-04-03 00:04:53
COZYさん
こんばんは

このカンディンスキーはよかったですよね。
凄く色がきれいでした。
# 最近、こういう淡い色系が好みです...
 
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