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ベルギー王立美術館展 (国立西洋美術館)
美術
/
2006-09-18
ブリューゲルはあった、いきなりそこに...
『イカロスの墜落』、なんでもない昼間、イカロスが落ちてきた。
ボッチャン...
静寂とともに、あとには何事もなかったかのような日常が続いてい
る。畑を耕す農民に羊を連れた牧童、何でもないものたちを崇高に
みせる技、そんな画面の片隅にはイカロスの無様な足...といっても
皮肉なものは感じさせません...
特別展示されていた西洋美術館収蔵の『鳥罠のある冬景色』ととも
に、人が人を見つめる、ある視線を感じ、人が人を描く、ある不思
議を思う。今の時代にこんな風に絵を描こうとしたらどんなイメー
ジになるのだろう。そんな作品を観たいと思いました...
# このコーナーだけで、いくらでもうろついてしまいます...(^^;
コルネリス・ハイスブレフツの『ヴァニタス』、これは壁を描いた
作品です。はさみやらメモやらくしやらといった小物が壁にかかっ
ています。そんな日常の小物に囲まれて、中央の棚にはどくろ...
ヴァニタスには虚栄だとか空しさといった意味があるようなので、
その象徴なのでしょうか、、この時代特有の肉やら花やらが描かれ
た静物画は苦手なのですが、その中にあってこの作品は異彩を放っ
ていました。
古典の素描もなかなか楽しくみられます。小さい画面の中に、線だ
けで広がりを感じさせるフランドルの風景...
近代に時代がくだってフランソワ=ジョゼフ・ナヴェス『砂漠のハ
ガルとイシマエル』、旧約聖書を題材にした作品だそうです。美し
い筆触の、堂々たる作品でした。ルイ・ガレの『芸術と自由』、19
世紀半ばになると、こういう作品が出てくるのだな...
アルフレッド・ステヴァンスの『アトリエ』、初めての絵描きさん
でしたが、隣にかかる『秋の花』とともに、構図がとっても好みで
す。
# 背景にかかるブリューゲルの作品も...
そして、19世紀の終わりのクノップス...
この人も初めての絵描きさんでした。『シューマンを聴きながら』
は応接間で一人シューマンを聴く女性を描いた作品です。写真の影
響を感じさせるにじんだ背景が、音楽に耳を寄せる彼女の悲しみを、
やんわりとやわらげるかのようです。音楽で例えれば、ロマン派と
いうよりは、印象派のように思えました...
『ジェルメーヌ・ヴィーナーの肖像』、遠くからみると愛らしい少
女の肖像ですが、近づいてみると、白い衣服の描き方がとっても不
思議...どこか砂のようにもみえる、はかなげな筆の跡に、少女のイ
メージも消えてしまうかのようでした...
最後はデルヴォーとマグリット、どれもいいけど、ここではマグリ
ットの『光の帝国』、真っ青な空の下に夜の扉、家の前の池、波紋
に映る黄色い光...近頃、子どもの頃ほどマグリットのイメージに惹
かれることがなく、食傷気味の感もあったのですが、この作品には
久しぶりにがつんとやられました...
・
ベルギー王立美術館展
(国立西洋美術館) 9/12 - 12/10
コメント (
6
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ピカソとモデ...
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コメント
この秋一番
(
Tak
)
2006-09-23 22:37:41
こんばんは。
私も行ってきましたが
この秋開催される展覧会の中では
一番かもしれません。
損保と抱き合わせで見たので
オランダ・フランドル絵画の流れが
何となく分かった気になりました。
伏兵登場 (Re: この秋一番)
(
lysander
)
2006-09-23 23:13:15
Takさん
こんばんは
> この秋開催される展覧会の中では
> 一番かもしれません。
私もそう思っていました、先週までは...(^^)
今日、日曜美術館30年展に行って、その行方は混迷を深めてまいりました...(^^;
断絶のベルギー美術
(
とら
)
2006-09-24 00:48:08
こんばんは。
古典絵画と近代絵画をはっきりと切り分けて展示してあるので、良く理解できました。
これは良い展覧会ですね。
Re: 断絶のベルギー美術
(
lysander
)
2006-09-24 22:41:00
とらさん
コメントありがとうございます。
> 古典絵画と近代絵画をはっきりと切り分けて展示してあるので、良く理解できました。
やはり、こういう時代別の展示はオーソドックスで安心して観られますね。
はじめまして
(
COZY
)
2006-10-02 00:55:05
僕も記事を書いたのでトラックバックさせていただきます。
マグリットを知ったのは本で見た「光の帝国」が最初でしたので、今回は実物が見られて大変、うれしかったです。
Re: はじめまして
(
lysander
)
2006-10-02 01:55:37
COZYさん
コメントありがとうございます。
光の帝国、とても良かったですよね。
古典から近代まで、とてもみごたえのある展覧会だと思いました。
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私も行ってきましたが
この秋開催される展覧会の中では
一番かもしれません。
損保と抱き合わせで見たので
オランダ・フランドル絵画の流れが
何となく分かった気になりました。
こんばんは
> この秋開催される展覧会の中では
> 一番かもしれません。
私もそう思っていました、先週までは...(^^)
今日、日曜美術館30年展に行って、その行方は混迷を深めてまいりました...(^^;
古典絵画と近代絵画をはっきりと切り分けて展示してあるので、良く理解できました。
これは良い展覧会ですね。
コメントありがとうございます。
> 古典絵画と近代絵画をはっきりと切り分けて展示してあるので、良く理解できました。
やはり、こういう時代別の展示はオーソドックスで安心して観られますね。
マグリットを知ったのは本で見た「光の帝国」が最初でしたので、今回は実物が見られて大変、うれしかったです。
コメントありがとうございます。
光の帝国、とても良かったですよね。
古典から近代まで、とてもみごたえのある展覧会だと思いました。