美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




瀧口修造に認められて世に出たという小山田二郎。その小山田二郎 の展覧会場は不思議な沈黙に包まれています... 会場を入ると水彩画のコーナー。異形の人たちが暗いくすんだ色彩 で描かれてします。中間色で表現された人々は誰もが物憂い様子で す...その中でもチケットの絵柄に使われている老詩人が印象に残り ました。インディアンのようなペインティングをほどこしてジャコ メティのように細い顔を持つ詩人の表情 . . . 本文を読む

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蒸し暑い季節になってきましたが、そんな夜に怪談を観るのも乙な もの... # ク・ナウカの若手演出家シリーズです... 会場の和楽荘は日本家屋。座布団に腰据えて、しばし待てば暗転。 真っ暗な闇から女のささやく声... 初演は1935年の歌舞伎座だそうです... 今日は雨が降りそうで降らない愚図ついた天気でしたが、夕暮れの 空はとても明るくみえました。会場へは護国寺から歩いていきまし た。この . . . 本文を読む

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へー。やるもんだね。歌舞伎座。 十二夜。 しかも、演出は蜷川幸雄ときたもんだ。 十二夜と歌舞伎座から連想するのは野田秀樹。 蜷川さんはどんな演出をするのでしょう... って蜷川演出の作品を生で観たことがないのですが... 要チェック、備忘録... . . . 本文を読む

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演劇をネット配信するという記事。 話題の演劇、ネットで配信 ポニーキャニオン7月から (朝日新聞) - goo ニュース ネットを使った映像配信は、これからもぞくぞくと出てくるのでしょう。 動きのある舞台をどの程度パソコンで再現できるのかが勝負の分かれ目 なのかな... 舞台のストリーミングのさきがけと言えば、古館伊知郎のトーキング・ ブルースです。予告編を観たことがあるのですが、自腹で買おう . . . 本文を読む

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Googleがフランク・ロイド・ライトに... どろん嬢さんに先を越されてしまいました...(^^; これまで地道にあつめていた芸術家のシリーズ(ゴッホとダビンチ)ですが... どろん嬢さんからのリンクで大人買いできます(意味不明)... # 芸術家のシリーズは今年からの企画なのかな...? . . . 本文を読む

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昨日、斉藤実さん、本日、堀江謙一さんがそれぞれ単独無寄港世界 一周を達成されたそうです。 といってもピンときませんが、地図を見るとその凄さが判ります... これ 今日の昼休み、しばしこの地図を見詰めていました... 私は自分で船を持つほどの器量がないので、今は人の船に乗せても らって勉強しているところです。基本動作がまだまだで、苦労して いるところです。試行錯誤しながらうまく風の動きに合わせら . . . 本文を読む

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さて、四月から続いてきた『歌川広重のすべて』も最終月の今月は 浮世絵の『名所江戸百景』全作品の展示です。今回は展示替えなし で全作品を一度に楽しめます。見応えがあります。 日本橋から始まる江戸絵巻。駿河町は富士を望む景勝地。商人行き 交う通りの上に、すっきりした風貌の富士山がとてもきれい。そこ から神田・上野に抜けて、雪景色の湯島天神からは不忍ノ池が一望 できます。日暮里から京橋へ抜けると霞ヶ関 . . . 本文を読む

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金曜日はひさびさの重労働(これしきのことを重く感じるなんて...) だったので早々に帰宅した。帰宅途中で晩飯と晩酌。いろいろと思 うところあって、最寄り駅のひとつ手前の駅から歩いて帰る事にし た。 その駅の改札はひとつしかない。蕎麦屋やコーヒー屋を作っても利 用者が少なかろう土地柄、改札の手前に広い空間がある。今日はそ こに古本屋さんが平台を並べていた。 疲れていたから通り過ぎようと思いつつ、 . . . 本文を読む

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これはおかしいね。 おーさかないざー 以前、エキサイトを使った不条理な変換を紹介しましたが、今度は関西弁です。 『毛唐のセリフはからっきしやから、エキサイトのテキスト翻訳を使っていますわ』 もう、何がなにやら... 元ねたはこちらです。 . . . 本文を読む

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ブログでこんな記事を読んだ。 文体について 内田樹さんという大学の先生の書いた記事です。 内田さんは文体についてこう書きます。 > 文体は、それがどのような人にどのように差し出されているかをあらわ > に示す。書き手が読み手に対してどのような種類の距離感や親疎の感覚 > や敬意や興味を抱いているかを表すのは文体である。コンテンツではな > い。私が講義でもっとも心がけているのは、「どのような語 . . . 本文を読む

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シェークスピアの『ジュリアス・シーザー』を初めて読んだのは学 生時代の一般教養の授業です。英語の先生が古典好きで、えらく古 い英語で書かれた原書を読まされた記憶があります。何でこんな英 語を読まねばならないのだ!これでは日本語を学ぶ外国人に『こは いかに~』などといった文章を読ませるのと同じ事ではないのか! てなことをぶつくさ言ってました... 読み返したくなったのは『フェリーニのローマ』を観た . . . 本文を読む

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『第21回音楽祭 宇宙・音楽・心』このタイトルだけでも凄いのに、 オーケストラの大宇宙ときたもんだ。 佐渡さんの指揮は一度見たら忘れられません。 たとえ聴いた曲目を忘れてしまったとしても...(^^; . . . 本文を読む

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外苑前のワタリウムの『ワタリ』は和多利さんのわたりだった わけですね(意味不明)...詳しくはここ。いい話。 さて、ワタリウムはマリオ・ボッタ設計のストライプが印象的 な美術館です。地下には美術専門の本屋さんがあって、最近は 喫茶店の営業も始めています... そのワタリウムで現在開かれているのが岡倉天心展です... http://www.watarium.co.jp/ 二十六歳の若さで東京美 . . . 本文を読む

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東京都現代美術館で『イサム・ノグチ展』が開かれます。 個人的には後半期の目玉です... 公式ホームページがオープンしています。 さて、先日、美術に興味を持ったいきさつを書きましたが、 学生の頃、東京国立近代美術館の『イサム・ノグチ展』を 観たのもひとつのきっかけです。たしか、ひとりでふらり と行ったはずなのですが、今となっては動機は思い出せま せん。ただ、石が石に見えないという不思議な感覚、それ . . . 本文を読む

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そろそろ入梅でしょうか。何か蒸しますね... 五月も随分展覧会に行きました... 山口蓬春記念館は神奈川県の葉山にあります。片岡球子展の 帰りに寄りました。蓬春のアトリエだった場所で、こじんま りと落ち着いた空間です...二階からは海が見えます。 ジェームズ・アンソールの初期の素朴な風景画はとても素晴 らしかった。小さいのが何枚かあって、ああいうのを我が家 に飾りたいのだなぁ...が、風刺的 . . . 本文を読む

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