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『ジュリアス・シーザー』と『フェリーニのローマ』
書籍
/
2005-06-04
シェークスピアの『ジュリアス・シーザー』を初めて読んだのは学
生時代の一般教養の授業です。英語の先生が古典好きで、えらく古
い英語で書かれた原書を読まされた記憶があります。何でこんな英
語を読まねばならないのだ!これでは日本語を学ぶ外国人に『こは
いかに~』などといった文章を読ませるのと同じ事ではないのか!
てなことをぶつくさ言ってました...
読み返したくなったのは『フェリーニのローマ』を観たからです。
この映画はローマにあこがれたフェリーニの、若かりし頃から現代
(1970年頃)にいたるまでを綴ったスケッチ的な映画です。私が学生
の頃に訪れたローマはもっと落ち着いていましたが、イタリア人の
気性や時代を考えると、映画に描かれたローマは、ある意味でリア
ルなローマなのだろうと思います。
フェリーニはとても私的な作品を撮る職人監督です。作品によって
いろいろな表現方法を試みるのですが、そのどれもがフェリーニと
かいいようのない画になるのはさすがだと思います。
私が好きなのは『ローマ』に続いて撮られた『アマルコルド』です。
子どもの頃の思い出が四季とともに描かれていて、オープニングと
エンディングに空飛ぶたんぽぽの綿毛のような白いふわふわ...
あるいは都会的で隙のない白黒の映像がひりひりする『甘い生活』...
# 『81/2』を一度でいいから観たいのだが...
閑話休題
その『フェリーニのローマ』の中に、シーザーがルビコン川を渡る
時に『サイは投げられた』といったエピソードが挿入されていて、
その、あまりのくだらなさ、迫力のなさに脱力し、急に読みたくな
ったのがきっかけです...
シーザー暗殺を主題にしたこの戯曲、とにかくみんな俗物でね...
シーザーしかり、ブルータスしかり...特に殺され役のシーザーは、
あまりにも単細胞な人なので哀れみを感じさせ、反対に大義を持つ
はずのブルータスには自意識過剰な傲慢さが感じられてしまい...
こうしたところ、やはり、ローマ時代の歴史を踏まえた教養がない
と読み解けないのかとも思いつつ、普通に泥臭い人間同士の関係を
描くために、適切な題材の選び方が流石シェイクスピア...
# 『株式会社某の権力闘争!』なんて方がかえって迫力ありそう
# な気がするけれど、かといって、四百年前の会社の社内派閥な
# んて我々の知ったことではないしね...てな俗な読み方をしてし
# まうようになった三度目の年男...う~む。
蛇足1. 安吾の『
二流の人
』も歴史上の人物を人間臭く描いています。
子どもの頃、歴史が大嫌いだった私にとって、こうした見方って、
とても新鮮だし、興味が持てます...
蛇足2. さすがはシェークスピア。この本も『
坊っちゃん
』同様、駅
前の本屋で買えました(^^)
・『
ジュリアス・シーザー
』
・『
フェリーニのローマ
』
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