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美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




昨年もいろんな展覧会に足を運んだ中で、エッシャー展には懐かし くなりました。エッシャーのどこまでもどこまでも上る不思議な階 段や、自らが自らを描く手、そんな現実にはありえないイメージに 不思議を感じ、そうした経験が美術に対する関心を喚起してくれた のだと思います。 そんな子ども心に刺激を与えてくれた一冊の本を実家で発掘... ・遊びの博物誌 (坂根厳夫) 朝日新聞の家庭欄への連載をまとめた本 . . . 本文を読む

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というわけで ウェブ2.0 関連の二冊... ・ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (渡辺千賀) ・ウェブ人間論 (梅田望夫,平野啓一郎) 奇しくも同じシリコンバレーから情報発信している二人が同じ時期 に、ウェブ2.0 について書いた新書を上梓、日頃、ネットで遊んで いる皆さんも、読んでみられたらいかがでしょう...? それぞれに個性的な内容です... シリコンバレー . . . 本文を読む

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村上春樹が満を持して訳した決定版... そういえばグレート・ギャツビーを私は読んだことがなかった... フィッツジェラルドの作品は何度か挑戦したけど、どうも読めなく ってね... なので、今回がデビュー戦、村上訳はいっきに読んでしまいました。 特に前半のキラキラした感じは他の人には真似できないでしょうね。 こういうイメージの絵があったら欲しいのですが、誰の作品になる のだろうな...クラシック . . . 本文を読む

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野口里佳さんの写す風景写真には何気ない、何気ないけど強烈な引 力を感じます... 彼女の写真を初めて観たのは半年前の小柳ギャラリー、『ドリーミ ング・オブ・バビロン』と名付けられたその連作は、異国の風景を 正方形に切りとった何気のない写真たちでした...何気のない...自 然をモチーフの中心に置いたその作品たちは、どこか私の心にひっ かかりました... 実際に観た時の感想はごくごくさらっとしか書 . . . 本文を読む

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まずは最近買った 11月号二冊から... ・pen 11/15 号 いま世界には、アートが必要だ。 大げさなタイトルですね...だけどあらためてこういう雑誌を手に取 ると、たった五百円でこれだけの情報量を集積するのだから紙媒体は バカにできないよなぁ...としみじみ。とても印刷がきれい。 『識者が10人が選んだ、展覧会ベスト5』 ここ三年の展覧会が対象になっていますが、杉本博司人気が突出し てま . . . 本文を読む

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廓の男と女を描いた、二つ枕というちょっと色っぽいタイトルをつ けたこの短編集は、着物の描写といい、男女の機微といい...まさに 現代の浮世絵です... 風俗は変わっていくけれど、人は変わらない... なんて思わせる大人のマンガ...秋の夜長にビールひっかけながら... そういえば何年か前、会社の大先輩に、千束に連れてってやる券を もらったのだけれど、行使してなかったなぁ... # まだ有効か . . . 本文を読む

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サッカー好きの職場の若者君が昼休みに読んでいたのを横目でみて ました。私はあんまりサッカーには興味ないのだけれど、彼はどん な思いで読んでいるのかなぁ... そんな興味から、たまたま本屋さんで手にとった次第です。装丁は いまひとつなのですが、なかなかに侮れない組織論だと思いました... 普段はかなり厳しいことを言っているオシム監督ですが、選手から の人望は抜群です。自分なりの確固としたスタイル . . . 本文を読む

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続いてあたしが選んだマンガ... 1. 『地球(テラ)へ...』 竹宮 惠子 2. 『ガラスの仮面』 美内 すずえ 3. バタアシ金魚(望月峯太郎) その他の欄に記入 4. 『AKIRA』 大友 克洋 5. 『ドカベン』 水島 新司 6. リングにかけろ(車田正美) その他の欄に記入 7. 『マカロニほうれん荘 』 鴨川 つばめ 8. 『アドルフに告ぐ』 手塚 治虫 9. . . . 本文を読む

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最近買った雑誌三冊。 ・JTB 時刻表8月号 時刻表を買ったのは久しぶり。勝手の知らない土地の交通はネット でちまちま調べるよりも、こういうのをぱらぱらめくる方が楽です ね...でも、8月号別冊特別付録の時刻表トランプは微妙だと思いま した。 # こういうのってマニア心くすぐるのかしら... ・アートフィールド探訪ガイド 月刊ギャラリー8月号 瀬戸内方面の特集が読みたくて買ったのですが、そち . . . 本文を読む

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懐かしさっていったいどういう感情なのだろうな... このブログでも何度か取り上げている『懐かしさ』というものに、 ある形を与えてくれる書籍を見つけました。 ・『国家の品格』藤原正彦 タイトルからしてなんだか右っぽいイメージがあって、ちょっと避 けていたのですが、最近、新書を読むのが面白くなってきていて、 ちょっと手にとってみました。 とても面白い。 筆者の藤原さんは、論理一辺倒の西洋の考 . . . 本文を読む

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子どもの頃っていろんな仲間がいたなぁ... 米原さんのお父さんはプラハで共産党の雑誌の編集をしていて、そ の関係もあって小学校の高学年から中学生の年代に、在プラハ・ソ ビエト学校に通っていたそうです。今から四十年も前の、まだソビ エト連邦があった頃のこと... この『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』は、子ども時代の友だちを 回想したエッセイですが、これを単なる思い出に終わらせていませ ん。大人に . . . 本文を読む

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唐突ですが羽生さんの『決断力』を読みました。 きっかけはこのブログ。 ・将棋の羽生、野球の中畑に疑問を感じる (小鳥ピヨピヨ(a cheeping little bird)) どうやら一年前に発売されて、33万部も売れているそうですが、寡 聞なことに私は知りませんでした... 羽生さんは梅田望夫さんの著書である『ウェブ進化論』にもとりあ げられていて、曰く、『鮮烈な刺激を受けた羽生善治さんの . . . 本文を読む

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最近、雑誌づいている。どれも長く続いている雑誌。あたり前だけ ど季節にあった特集で、読ませる場所がたくさんあって、プロの仕 事だなぁ...と思う。 ・dancyu カレー命・ビール大作戦 だんだんと夏らしい気分になりつつあるところに、カレーとビール じゃ買うしかないなぁ...dancyu は五年くらい前にもカレー特集を やったことがあって、その時は網羅的にカレー屋さんが紹介されて いたのでいろん . . . 本文を読む

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不穏なタイトルのエッセイですが...例えばパーティーのような席で はムードを大切にする不実な美女の方がよろしく、重要な商談の場 ではお互いの言い分を正確に伝える貞淑な醜女がよいのなどと... これみんな通訳(される言葉)の話。 米原さんはロシア語の通訳から物書きに転じた人で、『不実な美女 か貞淑な醜女か』はその出世作、読売文学賞を受賞したこの作品は、 大江健三郎にして『わが読売文学賞の歴史にお . . . 本文を読む

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水曜日に飲み会があった。電車を乗り継いで帰るつもりが、夜風に あたりたくなって新宿に出た。ふと、本屋に寄って、買った文庫本... ・『イッツ・オンリー・トーク』(絲山秋子) 今年芥川章を受賞した絲山秋子の中篇集... 絲山秋子は作家としてはまだ若いのであろう今年で四十歳、その処 女作が『イッツ・オンリー・トーク』で三年前の作品。久しぶりに 処女作って読んだけれど、かなり気負っている感じ... . . . 本文を読む

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