金鉱山と無電力地帯での電力事業

アフリカ、パプア・ニューギニア、アジアで再生電力

ケニアの電力、46%は地熱発電

2020年08月10日 07時00分00秒 | タンザニア・マリで金とダイアモンド採掘
                      [ 8月 10日 ]    
 
  [ 原爆投下・必要なかった米国の識者 ]
  
ロサンゼルス・タイムズは5日、広島、長崎への原爆投下を巡り「米国は核時代の幕を開ける必要は
なかった」と題し米国人の歴史家らが寄稿した記事を掲載しました。
トルーマン大統領(当時)が原爆を使わなくとも日本が近く降伏すると認識していたことは証明済み
だとし、「日本への核兵器使用を巡る真摯(しんし)な国民的対話」の必要性を訴えました。

米国では原爆投下が戦争終結を早め、多くの米兵らの命を救ったとの主張が主流ですが、日本との
戦争を経験していない若者の増加などから変化の兆しもあります。
ソ連が参戦すれば日本は降伏を免れない、との見方を連合国の情報機関が数カ月前から報告して
いた中、ソ連参戦が近いというトルーマン氏によるポツダム会談時の日記の記述も踏まえ「ソ連参戦
が日本の敗戦を決定付けることを大統領も知っていた」と指摘しました。

また、当時の軍最高幹部の多くが原爆投下は軍事上不必要だったか倫理的に許されないものだった
との見方を示したことにも触れ、ポツダムで原爆使用の必要性を否定したアイゼンハワー元帥(当時)
は「正しかった」と強調。

そんな中、安部首相は「核兵器禁止条約」締結に後ろ向きな態度をずっと取り続けています。

      [ 川  柳  ] 

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      今日の写真は下の記事にあるケニアの風景です。  

ケニアの再生可能エネルギーの柱は、何といっても地熱発電です。
ケニアの電力公社によると、ケニアの地熱発電の有効設備容量(実際に稼働している設備の容量)
シコは76万kWで、①米国、②インドネシア、③フィリピン、④トルコ、⑤ニュージーランド、⑥メキ
⑦イタリアに次いで世界第8位であり、世界第9位のアイスランド、第10位日本を上回っています。

首都ナイロビから車で3時間ほど走ると、灌木が茂る丘陵地帯にクリーム色の太いパイプが縦横無尽
に張り巡らされ、ところどころに巨大な建屋がそびえ立つ光景が目に入ります。
これがケニアの電力の46%を生産しているオルカリア地熱発電所です。

そして同時に、一つの素朴な疑問は世界に比類なき高水準の地熱開発技術によって他国の電源開発
に貢献しているにもかかわらず、なぜ、世界有数の地震・火山大国である日本では、地熱発電所の建
設が進まないのでしょう?
夜間発電できない太陽光発電や、無風時には発電できない風力発電とは異なり、地熱発電は24時間
安定的に電力を供給できます。
発電コストは太陽光や風力の2分の1から4分の1程度と安く、火力発電とほぼ同じ水準です。
しかし、日本の「エネルギー白書2018」によると、地熱及び新エネルギーによる発電量が日本の総
発電量に占める比率は2016年時点で7%に過ぎなません。

しかしとにもかくにもコロナが収まらないと現地へ飛ぶことすら出来ず、どの企業も困難な時を過
ごしています。

  御意見などある方は下のところにメールをください。  [ lunacorp@live.jp

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