金鉱山と無電力地帯での電力事業

アフリカ、パプア・ニューギニア、アジアで再生電力

当社取引国ケニア、驚異の電化政策

2020年08月09日 07時00分00秒 | タンザニア・マリで金とダイアモンド採掘
                        [ 8月 9日 ]   

                    [ 蚊という文字 ]
  
蚊は普段はあまり動くことなくエネルギーを温存しているのですが、飛ぶときの羽ばたきの回数が
非常に多いのです。
その回数は、1秒間に500回。 チョウが1秒に20回、ミツバチが1秒に200回なのでその差は歴然と
していて、けた外れの体力はまるでアスリートです。
その羽を高速で震わせるときに「ブーン」という羽音が出ます。

この「ブーン」という羽音が、「蚊」という漢字の由来になるのでしょうか?
金沢大学で調べてみると、「蚊」という漢字は「形成文字」の仲間で、意味をあらわす文字(虫)と
音をあらわす文字(文)から成り立っているということが分かりました。

「文」はブーンという音が由来と思いきや、古来の中国では「文」は、「ミィウェン」と発音したそうです。
古代中国では、蚊の音は「ミィウェン」と聞こえたようです。
現代の中国では、ウェンと発音し、蚊の音はウォンだそうです。
ですから、日本で「文」とブーンという羽音が一緒なのは、たまたまです。
それにしても偶然の一致ですね。
 
                    [ 川  柳  ] 

[ 笑えますか 人間という 無力さを ]   目に見えないコロナ菌にさえ勝てません。

        [ 棺桶に 入ると全部 過去になる ]    「過去になる」だけでなく「過去しかない」です

 
    今日の動画は多摩動物公園でチーターがオリの中を歩く姿ですが、とにかくこの
    動物公園は巨大でひと山全部が動物園と言う感じで歩いて回るのは大変です。

当社がいま最も期待を持って取り組んでいる東アフリカのケニア政府は経済成長を持続させるため
には国内の電化が重要であると考え、2008年に策定した長期開発戦略「ビジョン2030」の中で、
2022年までに国内を100%電化する計画を打ち出しました。
2014年に完全電化に向けた計画が本格的に動き始めた時、計画の実現に極めて懐疑的でした。
当時のケニアの電化率はわずか32%。いくら経済成長が順調とはいえ、2022年までのわずか8年間
で電化率を3倍にできるとは思えなかったのです。

しかし、発電所建設、送電・配電網の拡大、電気料金徴収システムの整備などを進めた結果、電化率
は2018年末時点では75%にまで急上昇しました。
ケニア統計局によると、2018年時点の同国の年間総発電量は1万1182ギガワット時(GWh)で、日本
の年間総発電量の約90分の1です。
日本の総発電量と比べれば微々たるものかもしれないが、電化の飛躍的な進展には目を見張るもの
があります。

さらに注目すべきは、ケニアの電源構成比の劇的な変化です。
統計局によると、2010年時点の総発電量6976GWhの電源別の内訳は、水力発電が最大の46%を
占め次いで火力発電32%、地熱発電21%でした。

現在地熱発電が最大の46%を占めるに至り、水力発電36%、火力発電は14%にまで低下した。
また、新たに導入された風力発電が3%を占めるようになり、現在、地熱・水力・風力を合計した再生
能電源はケニアの総発電量の85%を占めているのです。 
地熱発電の技術は日本が世界のトップに位置します。
ケニアの再生電力に少しでも貢献できる機会があれば、そちらの面でも力を出したいところです。

        御意見などある方は下のところにメールをください。  [ lunacorp@live.jp ]

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする