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Samsung Galaxy S2 LTEはLolipopの夢を見るか

2015-02-07 17:01:43 | Android

先日Galaxy Note Edgeのアンバサダーレビュー機を返却する前日にブックオフでGalaxy S2 LTE SC-03Dを6800円で購入しました。

本機は2011年6月に発表された「Galaxy S2 SC-02C」をベースにLTE(docomo Xi)に対応させたモデル。CPUは日本版Galaxy S2同様Qualcomm製デュアルコアプロセッサ、SnapDragon S3 APQ8060 1.5Ghz、RAMは1GB、ROMは16GBと当時のハイエンドモデルにふさわしい性能になっています。

ただし日本版Galaxy S2 SC-02Cは日本仕様としてワンセグチューナーを搭載していましたが、本機はほぼグローバル版Galaxy S2 LTEと同じものとなっており日本独自機能は一切搭載されていません。SIMカードは通常サイズとなるため現在普及しているMicroSIMは使えないので注意が必要です。

ドコモ公式ではAndroid 2.3 “GingerBread”から"Android 4.0.4”IceCream Sandwitch”までアップデートされましたが、docomo版SC-03D用のカスタムROMとしてはCyanogenMod 11/JCROMベースのAndroid 4.4.2までリリースされており、まだ同型機Galaxy S2 SkyRocket SGH-i727や韓国版S2 LTEのSHV-E110SのROMがフラッシュ可能でそちらは最新(ただしすでにAndroid 5.1 Lolipopが発表されてしまっていますが…)のAndroid 5.0.2”Lolipop”のカスタムROMも登場しています。

2chのGalaxy S2 LTE root化スレで「音はならないし充電できなくなるけど動くよー」という書き込みを見たのですでにCM11(JCROM)を適用していたのですが焼いてみることにしました。ROMはこちらのUnofficial Cyanogenmod 12を使用。

手順としては

CWMからTWRPをフラッシュ

各種データ・キャッシュをワイプ

TWRPからカーネル、ROM、gapps、SuperSUパッチをフラッシュ

という手順になります。

初回起動に時間がかかりますが無事起動。セットアップを済ませて各種アプリをインストールして環境構築してみましたがKitKat同様2011年後半のモデルとは思えないほど軽快に動作しています。また2chの書き込みにあった「音が鳴らない」という問題に関しては現在のROM+カーネルでは解決済みとなっておりちゃんと内蔵スピーカーから再生してくれます。

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ただし

画面回転がうまくいかない(同じサイトにあるパッチをあてると画面が移転が左右上下逆に動作するようになってしまうためむしろ適用しないほうがいいかも…)

バッテリー充電が一切行えなくなる(正確にはACアダプタを指して5秒は充電するがそれ以降は充電しなくなる)

という問題があります。S2LTE SC-03DとS2 LTE SHV-E110Sが機種的に近いとは言っても近いだけなので電源周りの挙動が異なるのかもしれませんが、電源OFFやODINモードであっても一切充電しなくなってしまうのはちょっと困るかもしれません。ここら辺はSC-03Dに対応したカーネルの登場待ちといったところでしょうか…

Samsung Galaxy S2 LTE SC-03D Running Android 5.0.2

とりあえずJCROM(Android 4.4.2)が安定してるのでこちらに戻そうかなぁと思います。


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