犬が死んでしまってから後悔しました。
写真をたくさん撮っておけばよかったって。
近年猫ばかり写真を撮っていて、
しかも結婚してからは実家に戻ってわざわざ写真を撮るなんてしなかったから
本当にころころの写真がない。
この写真は3~4年前のものです。
わたしがデータで持っている唯一のころころの写真。
犬と猫が同じようなポーズで寝てる…笑
と、思わず撮ってしまったものです。
このときのころころは、まだ毛がある…。
そうですね。アレルギーがひどくなって皮膚がボロボロになってからは
写真を撮ろうと思っても、撮れないですね。
ころころは15年と半年、生きました。
2~3歳の時にアレルギーになり、その後ずっとかゆみとの戦い。
昨日も書いたけれど、病院通いの薬漬け。
ここ半年くらいは骨と皮だけで、
目は白内障で見えなくなって、瞼も閉じることが出来ない状態で
脳は萎縮してすっかりぼけていましたし、見てるだけでせつない状態でした。
昨日のころころの話を少し。
母が昨日の朝9時半頃、いつものようにころころにお水を飲ませ、餌を少し食べさせました。
寝たきりの状態で踏ん張ってひとつ、ころんと、うんちもした。
その後10時半頃、母がころころの様子を見てみたら、
その時にはもうまったく動かなくなっていたそうです。
苦しんで逝ったわけではなさそうだったのが唯一の救い。
今日の午後、ペット霊園に遺体を持ち込み、供養をしました。
わたしは仕事なので行かなかったけれど、
先ほど母と電話で話したら、昨日よりも泣いてました。
猫は、ころころの遺体のある部屋に近づこうとしなかったそうです。
昨日は実家へ戻った時、ころころを囲みながら家族で思い出話をしました。
家に来たばかりの頃のころころ。
手のひらに乗るくらいのサイズで、肉球がぷにぷにで。
庭の芝生を歩くのに、芝が肉球をチクチク刺すのが気になるようで
不安定な歩き方をしてた。
ふさふさの毛で、目が少し埋もれてたり。
おすしや梨が大好きで、それとわかると寄ってきておねだり攻撃。
アレルギーを発症する前は、
父がころころの毛並みにこだわり、つやをだすために生肉を食べさせてたりとか。
治療食で厳しいカロリー制限をしていた時、
目を放した隙にテーブルの上の食べ物を食べてしまっていた。
ひどい時にはお風呂の石鹸まで。。
お散歩中には拾い食いしないように要注意でしたよ。
食事時には誰かしら家族の足の間に入り込み、
かわいい顔で見上げて食べ物を分けてもらえるのを待ってた。
だいたいは父のところで待ってたけど、
おばあちゃんが泊まりに来た時はおばあちゃん狙いだった。
だって、おばあちゃんはごはんをぽろっとこぼすから。
アレルギーでしっぽがかゆい時は自分の尻尾を追いかけ、
何週もくるくるくるくる回ってた。
写真のイスで寝ようと、飛び乗るのに失敗して落ちてたこともあった。
犬の癖に散歩が嫌いだった。
いつも引っ張られて歩いてた。
雨の日なんか、一回おしっこして家へUターン。
水溜りがあると動かなかったし、
うちの家族は過保護だもんで、水溜りがあるときはだっこして通過したものです。
思い出は、まだまだあります。
あるはずです。
思い出せるうちに書き残しておきたい。
でも、今はもういっぱいいっぱいで…。