小川山のストリームサイドというエリアに先日初めて行った。キャンプ場のゲートよりずっと手前にあるせいか何時も人は居ないそうだ。今回は午後から2組ほどやってきたけど一番上の段に居たので混雑とは無縁だった。
中間の段に居た時、飛び回ったり地面を歩き回ってる小さな黒い虫が沢山居た。蚊やアブでもなくハチでもない。ハネカクシだった。そしてそれがブンブン飛び回ってるだけでなく服の中に入り込んだりして噛むのである。
刺激すると尻を上げる習性があるんだけど、それを見てエビぞり虫だと言ってるブログがあった。この虫と遭遇するまでこの記事は他人事だった。今回このブログに書いてあるようにこんなに沢山見たのは初めてかも。カサメリでもこいつが居るのが分かった。だけど数は少なかった。それと数が少ないせいなのか分からないけどそこでは噛まれることは無かった。数が多くなると凶暴になるのか?
刺激すると尻を上げる習性がある
長さは5~6mmかと思ってたけど後日捕獲してちゃんと測ってみたら10mmあった。感覚は当てにならないもんだ。測り方はというと方眼紙の上を歩かせてカメラで撮るという方法である。種類を調べようとして図書館で図鑑を見ると同じのが居るかどうかは分からなかった。そして日本には2千種くらいいるそうだ。これじゃぁ学者でもないと同定は無理。
ハネカクシなんてのはあまり聞いたことがない言葉だと思う。その中で有名なのはアオバアリガタハネカクシという触ると皮膚が被れる毒虫。それ以外は無名だと思う。この虫、漢字では青翅蟻形隠翅虫でこれをいきなり出されたら読めそうにない。
一緒に居た人は虫と植物にはあまり興味が無いせいもあってその辺りの知識はゼロというかゼロ未満。なんたって尻が上がってるという話をしたら「サソリ?」なんだもの。ちなみにこの人、尻が白いアブを見て「蛍?」と言ったくらいの人。それ以外は並以上の頭の良さと知識がある。そんなんだからその人を見ていると完璧な人なんて居ないんだなぁとツクヅク。
足が6本の昆虫にはカブトムシ、蝶、トンボ、セミなど色々な種類がある。その中でハネカクシというのはカブトムシの親戚筋に当たる甲虫(こうちゅう)である。昆虫には羽が2対あるんだけど、甲虫の飛ぶための羽は1対だけ。もう1対は飛ぶための羽を覆う役割をしてる。その羽は飛ぶ羽と腹を守る鎧のようなものだ。
甲虫にも下図のように色々居るけど羽の部分は皆同じ形である。ところがハネカクシは腹の大半が剥き出しになっているのだ。まるで寸足らずの服を着てるようなのだ。
甲虫の羽
中間の段に居た時、飛び回ったり地面を歩き回ってる小さな黒い虫が沢山居た。蚊やアブでもなくハチでもない。ハネカクシだった。そしてそれがブンブン飛び回ってるだけでなく服の中に入り込んだりして噛むのである。
刺激すると尻を上げる習性があるんだけど、それを見てエビぞり虫だと言ってるブログがあった。この虫と遭遇するまでこの記事は他人事だった。今回このブログに書いてあるようにこんなに沢山見たのは初めてかも。カサメリでもこいつが居るのが分かった。だけど数は少なかった。それと数が少ないせいなのか分からないけどそこでは噛まれることは無かった。数が多くなると凶暴になるのか?
長さは5~6mmかと思ってたけど後日捕獲してちゃんと測ってみたら10mmあった。感覚は当てにならないもんだ。測り方はというと方眼紙の上を歩かせてカメラで撮るという方法である。種類を調べようとして図書館で図鑑を見ると同じのが居るかどうかは分からなかった。そして日本には2千種くらいいるそうだ。これじゃぁ学者でもないと同定は無理。
ハネカクシなんてのはあまり聞いたことがない言葉だと思う。その中で有名なのはアオバアリガタハネカクシという触ると皮膚が被れる毒虫。それ以外は無名だと思う。この虫、漢字では青翅蟻形隠翅虫でこれをいきなり出されたら読めそうにない。
一緒に居た人は虫と植物にはあまり興味が無いせいもあってその辺りの知識はゼロというかゼロ未満。なんたって尻が上がってるという話をしたら「サソリ?」なんだもの。ちなみにこの人、尻が白いアブを見て「蛍?」と言ったくらいの人。それ以外は並以上の頭の良さと知識がある。そんなんだからその人を見ていると完璧な人なんて居ないんだなぁとツクヅク。
足が6本の昆虫にはカブトムシ、蝶、トンボ、セミなど色々な種類がある。その中でハネカクシというのはカブトムシの親戚筋に当たる甲虫(こうちゅう)である。昆虫には羽が2対あるんだけど、甲虫の飛ぶための羽は1対だけ。もう1対は飛ぶための羽を覆う役割をしてる。その羽は飛ぶ羽と腹を守る鎧のようなものだ。
甲虫にも下図のように色々居るけど羽の部分は皆同じ形である。ところがハネカクシは腹の大半が剥き出しになっているのだ。まるで寸足らずの服を着てるようなのだ。
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