写真は2階の窓から撮ったもの。このように少し高い所には唐松が植林されている。茶色くなってる木の大半は唐松だ。これが他の地域なら杉ばかりなので山は黒っぽく見える。この沢山ある唐松のおかげで山の黄葉が綺麗だ。本当はこの写真より綺麗。
家を建てる時は地元の木が良いと言われるけど、地元の木である唐松はというと近くにこんなにあるのに高価。だから庶民は輸入した材木を使う。うちは表向きは庶民を装っているのでカナダか何処かの松を使った。
何故目の前にある木より遠くカナダだのニュージーランドから輸入した木材の方が安いのか不思議だけど、現実はそうだ。だけど高くてもまだ売れる木はマシ。大半は伐採の手間賃にもならないなんて話も聞く。昔は娘の居る家では嫁いだ時に箪笥を作るためにと桐の木を植えたりしたそうだけど、今じゃそんな事する家も無いんだろうなぁ。
実は妻の嫁入りの際の箪笥は、桐の木で親戚のおじさんが作ってくれたというしろものです(本当に桐だったかは、また調べてからわたしのブログで書きます)。なかなかすごく古めかしいものなんですが、わざわざ作ってくれました。部屋にずらっと並んでいるのですが、すごいですよ。
本当に桐かどうかはおいといて、作って貰ったというのがなんだかいいですね。