ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

給湯器から悪臭?

2012年02月02日 08時57分48秒 | DIY
 ボッケ家では水道から出る湯と風呂は灯油燃料の給湯器だ。給湯器の本体は家の中にある。そこは台所の真裏なので野菜なども置いてある。その部屋から発酵臭のようなちょっと強い臭いがした。野菜を腐らせたのかと思ったがそうでもない。給湯器の辺りが特に臭う。

 友達に正義の味方ボイラーマンが居るので相談してみた。言われた通り蓋を開けて内部を見たが特に異常は無さそうに見えた。何より臭いがしない。色々嗅ぎまわった結果、臭う場所が分った。排水を捨てる穴から風が来て、それが悪臭。


写真-1 排水を捨てるところから臭ってきた


 床下に潜ってみると臭いの元になるガスを遮断する排水トラップという部分が無いのが分った。これじゃぁ臭うわけだ。今まで何となく変な臭いがした時は野菜が腐ったのかと思ってた。勿論そういうこともあったけど、ようやくその主原因が分った。苦節7年!


写真-2 下水管に排水トラップが無いじゃないか!


 というわけでトラップを作ることにした。まぁ言うのは簡単だけど床に潜っての作業は厄介だ。身体が大きかったり柔軟性の無い人だとここに入れない。最悪は入れたけど出られない。





 パイプの径をノギスで測ると外径は60mmあった。これをメモしてホームセンターに部品を買いに行った。売り場に行くと60mmというサイズが無い。50mmと75mmという値札はある。測り間違えたのか。兎に角近くにある別の棚から巻尺を拝借して50mmとあるパイプの径を測ってみたら60mmだった。帰ってから調べて分ったが硬質塩化ビニル管のサイズはこんな風になっていた。知らなかった。

 パイプは長さ1mくらいと短いのが売っていたのでそれを買い物籠へ。ところがエルボー(直角に曲げる部品)の棚が空っぽ。他店に行くのも面倒だ。考えた末に排水トラップから先を元のパイプより細いので作ることにした。太さ変換用の部品は要るが、怪我の功名というか 50mm で部品を揃えるより安上がりとなった。

 いよいよ工事開始。成功率50%のオレサマDIY、切断というか決断というか、もう後戻りは出来ない。こんな写真を撮るなんてのもブログ始めたからだなんだなぁ。


写真-3 パイプを切断


 下の写真が完成した排水トラップ。箱物は完成したがこのままでは排水トラップの役目はしない。曲がった部分に水を浸して完了。まぁそんなこんなで悪臭問題は無事解決。


写真-4 完成した排水トラップ


 今回の一番の難工事はというと、床の部分の体裁だ。パイプを細くしたので床の所にある口金(写真-1参照)が嵌らないのは明らか。そこでパイプをガスレンジで熱して広げようとしたががパイプの先が広がってくれない。なで肩の瓶を突っ込んだら良いと思ってやると図-1のようになった。期待してた形とは大分違う。


図-1 塩ビパイプを広げるのは難しい


 点線から下は少し太くなったのでこの部分を切ったら嵌め込むことが出来た。このままでは外れてしまうので、もう一度熱を加えて柔らかくしてから手袋をはめた手で握って密着させた。今回はホームセンターで部品が欠品というアクシデントはあつたけど、結果的には失敗も無く終った。


写真-5 口金をはめ込んだところ
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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すごい!すごい!すごい! (りでお)
2012-02-03 22:43:38
なんか、わけわからんけど、すごいことやってのけますね。
工事業者いらないですね。
水周りやってのけるのは「プロ」じゃないの。
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re:すごい!すごい!すごい! (りでお さん) (ボッケニャンドリ)
2012-02-04 10:51:29
下水管の場合、圧力はかからないのでこのくらいの工事なら簡単です。水道だと大きな水圧がかかるのでつなげたはずのところが暫くしてからすっぽ抜けてさぁ大変ってのを何度も
f(^^;
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