ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

ローテクは何時でも何処でも役に立つ

2010年12月18日 09時00分59秒 | DIY
 今から20年以上前、大手電気メーカーでは自社ブランドのパソコンを作っていた。日本電気、富士通、日立、三菱、沖電気… しかし欧米で使うのと違って日本語表示をしないといけない。その方法はメーカーそれぞれ微妙に異なるという厄介なものだった。しかしそのお陰でA社で動いてるソフトをB社で動くようにするなんていう仕事があった。でもね、日本人は協調性があるなんていうけど根っこの部分では全く無いんだなぁと思った。

 それらのパソコンのOSはMS-DOS(エムエスドス)なんだけど、Microsoft が新しいバージョンのMS-DOSを出すたびにそれぞれのメーカーが自社パソコンで動くように改造してた。優秀な技術者が皆で同じ事を何処のメーカーでも夜遅くまでやってたわけだ。

 そんな名残の技術書がこれだ。これは最も売れていたNECのPC98の解説本だ。DOS/V(ドスブイ)パソコンが主流になって間もない頃でも暫く使うことがあった。さすがにもう捨ててもいいよなぁ、もうPC98なんて見たことないもの。万が一仕事があったとしても昔のことなんて忘れちゃってるから本が有っても無くても同じ。


使い道の無い技術書


 それにしても技術の進歩が速過ぎるので折角覚えたことも10年後には役立たず。しかも苦労して覚えた新しい知識で作られたものも使う側から見ればその差はあまり無い。そりゃそうだ、大半は方法を変えただけのものなんだから。





 ボッケ家の炬燵は掘り炬燵。熱源は電気と2つの湯たんぽというハイブリッドだ。電気は炬燵の中がちょっと寒いかなって時しか使わない。炬燵の畳より低い部分を断熱材で囲んだので一旦暖まれば中々冷えない。


つぶやく湯たんぽナウ


 その湯たんぽが最近ブツブツつぶやき始めた。栓のパッキンを取り替えないとダメなのかなぁと思ってた。昨日、冷めた湯たんぽの底を触ったら指先が僅かに濡れた。錆びて穴が空いていたのだ。それでこの湯たんぽの水は茶色かったのかぁ。


茶色く錆びていた


 紙やすりで錆を落とすと確かに穴が空いている。それにしても数年で穴が空くとはねぇ。物作り日本どうした、と言いたいところだけどどうせ中国で安い鉄板を使って作らせたのだろう。


錆を落としたら穴がはっきり見えた


 買い替えれば済む話だけど、昭和30年代の記憶が蘇った。当時、鍋修理をする人が時々やってきたのだ。すると鍋をかかえて近所のおばさんが出て来る。小学校に上がる前だったのでどうやって修理してたのかよく覚えてないけど何か金属を溶かしたもので直してたような気がする。

 そこで試しに穴の上に半田を盛ってみた。するとガスレンジにかけてもストーブの上に乗せて置いても今のところ水漏れ無し。それにしてもマクロ撮影すると不器用さが白日の下って感じだ。


下手くそ
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