ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

アスベスト その2

2005年07月19日 08時26分36秒 | 思ったこと
 アスベストがニュースを賑わし始めたと思ったら早速アスベストの恐怖を煽ったリフォーム詐欺が現れたそうだ。政治家や行政もこういう詐欺師達の素早さを見習えよ、と思ったが実は行政もそんなにのろまではなかったようだ。

 18日のTV朝日の ワイド!スクランブル で、今から13年前、旧社会党がアスベスト製品を規制する法案を出したが現自民党により廃案となった事を取り上げていた。13年前で驚いてたらまだ甘かった。asahi.comの暮らし欄アスベスト被害、住民死亡を28年前指摘 埼玉の労基署 2005年07月17日06時24分という記事。埼玉の労働基準監督署が曙ブレーキの羽生製造所の周辺の住民がアスベストによって死亡してる可能性を指摘していた、などとあった。

 しかし折角気がついてたりしても現実はというと86年にILO採択の石綿安全条約、批准へのように20年も経ってからの批准。何て言ったらいいんだろうね、1986年ものの放置案件、っていうのかな。「だいぶ寝かしたな、これは新記録だ。」なんてやってるんだろうか。

 日本は戦後奇跡的な経済発展を遂げたと言われる。しかしその中にはこうやって安全面への配慮を欠いて発展した企業があるわけだ。安全面の配慮を欠いた、というより殺人だ。こういう企業にも静かな時限爆弾をかかえてて、ついこの間はJR西日本で爆発した、と思いたい。でも掠り傷程度かな。それとこういう企業の手助けをした政治家も静かな時限爆弾をかかえてるはずだなんだけど、これがまたなかなか爆発しない。

コメント
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