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「太田死ね」。
ささやかな私のブログですが、ページごとのアクセス数をみてみると、著しい特徴があります。関係する一連のエントリーを公開してもう2年ほど経つのですが、たとえば安倍晋三と「爆笑問題」太田光の落差(下記)というエントリーへのアクセスがいまでも一定の水準を保っているのです。つまり、これは、いまだに太田光さんの人気は衰えないということなのでしょうか。
エントリーは、憲法9条の意義を見出す太田氏と比較して安倍晋三の貧弱な想像力を批判したものでした。アクセス数がある程度、一定しているのは、太田氏の言説にたいする積極的な評価を下す人がそれなりにいることを示していると同時に、それとは逆に太田氏の意見にたいする反発もまた多いということを想像させるものです。というのも、「太田死ね」、「氏ね」などという検索で、しがない私のブログを訪れる人も少なくないと、判断しているからです。
つまるところ、異なる2つの方向から太田氏というのは少なくとも着目されている、世間的にはそんな状況にあるということでしょう。
こんなことを常日頃考えているのですが、一方のウイングからの反応が以下のような形で伝えられています。
「爆笑問題・太田さんを殺害」書き込み容疑で逮捕 |
この事件の「主人公」たる人物については、はっきりいえば何ともさみしいかぎりという言葉を返すしかないでしょうね。エントリーのタイトルは皮肉を込めているのですが、氏ね、死ねという言葉の無内容、ナンセンスを指摘したいのです。
別のエントリーでいったことですが、人間にとって、死ぬという「行為」は本人をおいて他者がかわることはできない。本人にしかできない行為です。少し横道にそれますが、「殺す」ことは仮に他人ができたとしても、他人が(本人の)「死ぬ」という行為をかわることはできないのです。いいたいのは、「死ね」という命令形は、命令にもならぬ、本来、無意味なものにすぎません。どのような境遇におかれようと、「死ぬ」のは本人以外にはありえないのですから。
まあ、繰り返しいいたいのは太田氏に対抗するには、太田氏の繰り出す言説に正面から反論してみよ、ということです。
私は、太田氏の9条擁護の姿勢を強く支持するわけですが―一方で太田氏のすべてを支持しているわけではありません―、それに正面から反論してみるがよい。つまり、それをできない人が、死ねなどという空虚な発語を繰り返しているのではないかと。そう思うのです。
記事の伝えるのは、その一つの典型なのでしょう。
こんな言葉で脅迫される太田氏も迷惑なことだし、決して居心地のよいものではないのでしょうが、それにしても思うのは、太田氏の「気高い思想」に恐る恐る立ち向かおうと躊躇する、矮小な思想との落差とその広がりです。
死ねではなくて、生きろ、生きてみよ、そう反論したくなるのですが。
(「世相を拾う」08139)
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安倍晋三と「爆笑問題」太田光の落差