早いものでオケの本番までの1ヶ月を切り、練習も佳境に入っています。
昨日は午前中が弦分奏、午後は指揮者による合わせという長時間の練習になりました。ま、私は出ない曲の時間が長いのですが、出番が2曲になったし仕上げなので、個人練習はしないで聴講していました。音楽の作り方は歌も楽器も同じだ・・・と。
そして終了後は、木曜日に引き続いて二期会愛好家クラスの先生が出演するオペラを観にでかけました。
タイトルロール。カヴァラドッシは先生のご主人。
「歌に生き愛に生き」や「星は光ぬ」などのアリア、重唱と名曲が多いオペラでハイライト上演を見る機会はあっても、全幕ってなかなかない。合唱もあまり多くはないし女性キャストは実質トスカくらいしかないですから。
私も2006年のローマ歌劇場引越し公演以来でした。そのときのトスカはダニエラ・デッシー。デッシーもまたご主人(ファビオ・アルミリアート)との出演でしたっけ。
先生ご自身も初役だったそうですが、悲劇のヒロインを見事な演技と歌声で観客を魅了していました。
区民オペラなので装置がちょっと手作りっぽくて温かさが出てしまう・・・というのはあったのですが、最後の飛び降りるシーンの緊張と切羽詰った感じはお見事でした。
またスカルピアの演奏・演技も光っていました。こういうお話は悪役の精度でずいぶん違ってきますので・・・
終わった後は一緒に行った友達とイタリアンのお店でご飯食べながら、舞台を巡ってオシャベリ。
先生の歌を聴くと、もっともっと勉強しなきゃ、と刺激を受け、がんばろう!と誓ったのでした。
Pucciniいつか歌いたい!
しかし、2006年のブログ見ると、同じ感想だった・・・全く成長のないわたし・・・
充実した1日でした。
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