二期会愛好家クラスの発表会、無事終了。
今回こそ、当日は歌うことだけ考えようと思っていたのに、結局、今回で退会される方のプレゼントの用意や送別二次会の場所探して午後までかかり、スタジオに入れたのは2時近く。それでも、ギリギリまで皆さんの歌を聞くことができました。
4月から入った方が多かったのですが、皆さんきちんと丁寧に歌っていらっしゃいました。
私の出番は最後。
本番では何が起きるかわからない、、、と一昨日書きましたが、本当にそんなことが起きました。
誰かが歌っているとき、袖に2人で待機、という状況で進むので、私もそのつもりで袖に入りました。そしたら、私の前に歌うはずのYさんがいない!
そういえば、見かけてないと慌てて事務局から連絡を取ってもらうと、まだ電車の中。
本業のお仕事の関係でそうなってしまったのですが、あと2人で自分とのんびり構えていたのが急遽歌うことになり、心の準備が・・・
ということで臨んだ本番。
その予期せぬできごとも、特に影響はなく、ステージへ。
前半で、一瞬無意識になってしまったところがあり、音を間違えたような気がして修正しようとして、実は間違えていなかった、という部分がありましたが、あとは昨日までできていたことはできたので、そういう意味では、歌いきれたかな。
でも、できていないことはもちろんできていないし、その出来ていないことのほうが遥かに多いですから、昨日は歌いきったことで満足していても、1日置いて今日になって現実に戻ると、現実と理想のギャップに悩まされ・・・・これもいつものことなんですが、猛烈に落ち込むのでした。
Una lacrimaを日本語で表記する場合「一滴の涙」とか「一粒の涙」と訳されますが、私は副題?(おそらく原題はこちら)となっているPreghieraにこだわり、「一滴の涙~祈り~」としました。
同じ曲を日声協のレッスンに持って行っていて、感覚的な音楽的イメージ解釈を指摘され、私なりに楽譜を読み、ドニゼッティに関して調べてできたイメージです。
そして曲全体の物語を作って、それはおおむね合ってはいたのですが・・・
特に前半、「静」の部分、歌がリードしなければいけないのが本当に難しい。その「静」が音楽でどう表すか、そこまで至らず、イメージがあるのにできないから本当にジレンマでした。
結局、中間部以降のピアノと一緒に動いていく部分で、ピアノのK先生の音楽作りに頼りっぱなしで終わってしまったようで・・・。
ということで、発表会は終わりましたが、引き続きレッスンはしていくつもり。
そうそう、ドレスは皆に好評でした。
まあ、いいでしょう。せめてそれくらい誉められる部分もないと。形も大事ってことで。
それから私の前に歌うはずだったYさん。
もう間に合わないと思っていましたが、カーテンコール後にみんなで写真を録ったりワイワイやっている間に到着、クラスのみんなと残っていたお客様の前で歌うことができました。彼女は今回初めての発表会でしたから、歌えてよかったよ!
愛好家クラスは2週間お休みがあって、10月末から後期が始まります。
この2週間が充電するのにちょうどよさそう。
試聴会で歌う曲を選曲しなければ!
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