今日もミューズが微笑んで

歌うように暮らしたい。アートの道探しを楽しむJasmineのきままな日々。

Cl +(クラリネット プラス)

2008-03-11 | いろんな舞台鑑賞ノォト

TOTのピアニストで、コレペレッスンに付き合ってくれているE子さんから、クラシック専門のライブハウスがあってライブをやるので・・・とお誘いがありました。
ピアノとクラリネットとチェロでのアンサンブル、クラリネットはかつてTOTで指揮者として参加していた豪ちゃん。

タイトルがクラリネット+(プラス)となっているように、クラに様々な楽器が加わっての演奏会シリーズを今後も続けるらしいです。

そのライブは三部構成で、それぞれ楽曲が用意されているのだけど、E子さん曰く「普通の演奏会でも何ヶ月もかけてリハを繰り返すレベルの曲」だそう。
E子さんはドイツ音楽を得意とする人なのですが、合わせするだけでもパワーが必要な難曲。

演奏曲目は・・・

1st 19:00~  ベートーヴェン/クラリネット三重奏曲
2nd 20:15~  ブラームス/クラリネット三重奏曲
3rd 21:30~  お楽しみ!

ということで、私は2ndステージから合流。
TOTのメンバーに声をかけていたので、誰か来ているかな、と見回すと、いたいた・・・。そして、さらに仕事を切り上げてかけつけたメンバーも次々到着。久しぶりに会う人もいて、同窓会気分。

ブラームスに入る前に1曲あったのですが、何だったか忘れました・・・でも、クラリネットもチェロも人間の声に近い楽器なので、心にス~っと入ってくる。
人間の体も楽器というけれど、異なる楽器でのアンサンブルは聴くたびにカッコイイと思う。そして楽器やりたい!と思う。かつて練習が嫌いで吹奏楽を選ばなかったということなど、すっかり忘れている私。
「まずは自分の楽器をとことん追求したら?」そうでしたそうでした!

ブラームス、初めて(たぶん)聴く曲でしたが、確かに難しそうな曲。


アンコールでは、1stステージで演奏したベートーヴェンの三重奏の第2楽章を聞けなかった人のために再演。ベートーヴェンというと、運命とか第九とか、ちょっと哲学的な音楽の印象が強いけど、結構明るいのです。唯一のオペラ「フェデリオ」も、その明るさに驚いたものでした・・・。

豪ちゃんのズッコケ?トークも楽しかった!
そしてズッコケをE子さんがフォローする展開
ニコニコ笑っているチェロのIさん。
指揮をするときは結構難しそうな顔していたように記憶しているけれど、クラを吹くときはいつも楽しそう。
プロフィールを読んだとき、TOTでの活動が「過去形」になっていたのがちょっと淋しかったけど、ステップアップしていく人たちがいるから、アマチュアオペラ団体であっても10年も続いているんだよなぁと思うところもあり、ちょっと複雑な気持ち。

でも、TOTの人たちは、一緒にオペラをやったことが縁で、オペラ以外にもこうやって一緒に音楽活動をしている人が多く、私もそういう域まで届くように磨きたい!と思うのでした。

そして終演後、最後まで残った仲間で、見附の飲み屋に繰り出したは言うまでもなく・・・月曜日から午前様となったのでした。

         

     

演奏中はこんな感じ。30人以上入るとちょっとキツキツ。。。
出演するにはオーディションがあり、歌の場合は新曲視唱があるんだとか。

アットホームで温かい雰囲気のコンサートでした。

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