今日もミューズが微笑んで

歌うように暮らしたい。アートの道探しを楽しむJasmineのきままな日々。

油断大敵

2009-07-11 | レッスン日記

加藤さんのカヴァラドッシ・・・倍音がメロディラインで聞こえるなんて、すご過ぎ。
N期会もこんなテノールがいればイタリアオペラの公演もっとできるだろうに。。。日本では団体に所属しないで活動するのは大変なことですが、ほんとにモッタイナイ。


さて、アンコールを聞く時間はなく、その足で谷中へ。
日声協のオプションの個人レッスン。師匠の個人レッスンとはまた別のよさがあるので時々利用しています。今日は、5月にも一度受講したテノールのK林先生。
持ち時間30分で、今日のピアニストは、何度かお世話になっているベテラン・アンサンブルピアニストのM島先生というのもうれしい。

Amorosi、テノール歌うケース多いし、そもそもK林先生のレッスンは、その人にあったやり方を瞬時に導き出してくれるので、その30分で変化が自分でも感じられる具体的でわかりやすいのです。と、友人も言ってました。


体の使い方を徹底的に直されました。
最近は比較的良いポジションで歌えるようになってきている、ということで、発声的なことより言葉のことを指摘されることが多くなったわけですが、それは以前の私に比べて、ということ。
私をよく知らない先生からすれば、私の中の比較でなく、求めるものの中での出来をみますから、色々な先生のレッスンを受けるのは、そういうよさがあるのです。
出来るようになったと思っているときが危険なとき。アブナイアブナイ。

重心の置き方、喉の開け方、空間の感じ方、発声全部直されました・・・
響きの集め方、息の回し方などには及ばず、「それはクラスの先生にみてもらってね」という次第で、レッスン終わりには汗だく。
「明日は、筋肉痛になるはず・・・」と先生。


その後、自主練習にと1時間スタジオ借りていたのですが、疲れてあまり歌えないほどクタクタ・・・
でも、録音を聴くと最初に通した声と途中経過、最後の通しと変わっていくのがよくわかったので、得たものが大きい 



スタジオの外に、先週聴講した公開試験の結果が貼り出されていました。
Amorosiを歌った方は、そのクラスの1位になっていました。
身近なお手本として、言葉の入れ方や重心の置き方など勉強されていただきましたが、結果を見ながらその演奏を思い起こしました。


レッジェーロの私には非常に歌いづらい難曲ですが、今日のレッスンで、気合が入りました。気が変わらないうちに、演奏曲として提出せねば・・・
今日の感覚を忘れないように、また来週歌う予定。

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