今日もミューズが微笑んで

歌うように暮らしたい。アートの道探しを楽しむJasmineのきままな日々。

ストラヴィンスキー 「兵士の物語」組曲版

2008-04-11 | いろんな舞台鑑賞ノォト

Mas'mitu-clubの演奏会に続いて、今週は2回も演奏会のために横浜に足を運ぶことになりました。

今日は、東京オペラシアターのオケのコンマスとしても活躍していた池澤君と指揮者だった豪一郎君(3月にクラリネット+という演奏会がありました)が一緒にコンサートをやるというので、はるばる二俣川まで・・・
池澤君は、一流大学を中退して渡仏、留学先のヴェルサイユ音楽院を首席で卒業し一昨年帰国してヴァイオリンを教えながら演奏活動をしているのです。

時間ギリギリに到着、会場のサンハートは100名くらいのこじんまりとしたホールですが、天井が高くて響きはなかなかGood!


演奏 ヴァイオリン 池澤卓朗  クラリネット 大藤豪一郎  ピアノ 十川菜穂

本日の演奏曲目

◆ミヨー :クラリネット・ヴァイオリン・ピアノの為の組曲

◆ストラヴィンスキー:【イタリア組曲】(ヴァイオリンとピアノのための)

◆ストラヴィンスキー:【兵士の物語】組曲版

目玉は、兵士の物語。
オリジナルは、ヴァイオリン・クラリネット・ファゴット・トランペット・トロンボーン・コントラバス・打楽器の7人編成だそうですが、今日は、ヴァイオリンとクラリネット、そしてピアノでの演奏。

そして、文化放送のパーソナリティである「ISSYさん」が登場、原作を「語り」で進め、私たちは音楽で物語の展開をイメージして楽しみました。

お話は・・・・

兵士がヴァイオリンを弾いているところに悪魔が登場して、本と交換しようと持ちかける。最初は拒むもののついに誘惑に負けて交換してしまい、悪魔の城でもてなしを受け、代わりにヴァイオリンの弾き方を教える。それは3日のはずが、その後村に帰ると3年の月日が流れていて・・・・ 

この兵士と悪魔の取引について「人生の選択」に置き換えスポットを当て、選択の瞬間を音楽と語りで創っていったのでした。
なんでも、この「兵士の物語」はいろいろな形で演奏されていて、バレエや歌が入るものもあるそうですが、他の演奏も聞いてみたいと思いました。

「音楽物語」、加藤先生の「花と太陽」に触れてからファンになってしまい、先日も山椒魚を音楽で聞いたわけですが、今日は友人たちの演奏でまた新しい物語に出会いました。池澤君は、こういう音楽物語をシリーズで企画していくと言っていたので、また次回も行きたいと思っています。

池澤君のHP⇒ http://takuro-ikezawa.com

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