昨日、早く寝たので6時15分に起床、そして朝風呂へ~~
ホテルのメリットは、入りたい時に入れる温泉。ジャグジーや打たせ湯、サウナ、そして露天風呂まである。
太陽の光を浴びながら入るお風呂は格別。
何しろ、朝9時からレッスン開始、しかも歌う順番がずれていき、今日は私が1番。朝9時からアリアを歌うのです。。。。体を起こすにはお風呂が一番!!
朝食は和食でした。
ご飯が美味しい。。。。思わずお替りをしてしまった私
そしてお水も美味しい
新鮮な空気や水を体に入れて気分爽快、今日もレッスン開始です。
今日は午前に講師別レッスン、午後がコース別レッスン。
そしてフリータイム講座というレクチャー。全て終了するのが19時とまたまた濃い1日になりそうです。
会場のコテージへ。
インペクをしてくださっているAさんが、全員の歌を書いた紙を配布してくださいます。
みんなともなじんできて和やかな雰囲気でレッスン開始。
公開レッスン方式は、私も今までさんざん受けているのですが、今までとちょっと違うと思うのは、レッスンの先にあるものが「演奏家としてお客様に聞かせる」という方向が受講生の間で一致していること。
そう、ここに参加しているのは、ほとんどの人が専攻者であったり現役の演奏家なのです。生徒さんを抱えて指導者として活動している方もたくさんいます。
レッスンの内容が変わるわけでもないですが、愛好者のレッスンは「思い入れのある1曲」をどう歌うかが中心にあるのに対して、人に伝えるためにどう演奏するのかがここでのレッスン、だから、選曲のこともいろいろ指摘が入ります。
講師別レッスンのO島先生の場合は、どんどん曲を歌う中で問題解決をしていくタイプらしい。「この曲をこの何日間でやっても今直したいクセは直らないから別の曲にしましょう・・・」なんてこともありました。
私も同様で、昨日、今日歌う予定だった「Porgi amor」をやったので、急遽、持っていた楽譜から「Ma rendi pur conteto」を追加。しかし、これも今日で終わったので、明日の曲も予備でまた追加しておく必要がありそう。。。ということで同じクラスの方からアリア集を借りて「Dove sono」を歌うことにしました。
他の方は、だんぜんプッチーニが多かったですね。
私以外は専攻されていた人がばかりで、体の使い方がよくできている人の動きをよく見るように、と先生より。。。
午後は日本歌曲の大御所S定子先生のレッスン。
「びいでびいで」と「夏の宵月」。
「び・い・で」の3つ続くCis。ここは私のチェンジ付近なので、とてもツライのです。
「び」と「い」はイ母音でなんとか響きを保てるのですが、「で」のエ母音が開いてしまい薄くなってしまうのが自分でもわかります。
もう1箇所「なんとおっしゃった」の「なん」のEもチェンジ。1オクターブ、しかもこんな近いところにチェンジが2つあって音程が安定しないというのが悩み。
「な」が越えられなくて「ん」で落ちちゃう。。。
「夏の宵月」。
これも、音が低くて響かない。S先生はすぐに見抜いて、「他の曲ではどうやって歌っていますか?」
と、ここでスザンナのアリアの一部分を歌うように言われる。。。
暗譜してあったので対応できましたが冷や汗モノです。
低音部で声帯が合わさってなくて、芯が抜けたような音になってしまうのだそうです。
2日やってみて、昨日のA先生の響きの作り方、今日のS先生の声帯の合わせ方の指摘、O島先生からのご指摘の呼吸の体の使い方、どれも、今まで8年やってきていたことなのだけど、バラバラには理解してもそれがつながらないでいたわけです。
それがここに来て、なんとなく、つながっていくイメージができてきました。
さて、夕方のレクチャーはフランス歌曲、S林先生。
発音の練習と、フランス歌曲を使って、全員でディクションの勉強をして歌ってみる。
今回、フランス歌曲選択者が少なかったこともあり、啓蒙活動の一環でもあったようです。私も師匠にフランスもののオペラアリアを薦められたものの、発音が難しいので敬遠していたのですが、この授業を聞いて少しやってみようかな?なんて思いました。
さてさて、今日の夕飯は焼肉。しかも肉食べ放題!
歌手の健康食とは、一般の人とは違いますからね!玄米ご飯とかベジタリアンでは、声は出ませんよ!とO島先生がおっしゃっていたのを思い出しました。
今日も充実した1日でした。
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