まだ毎日猫を散歩に連れて行っていたころのことだ。
その日は、東京に行った息子が帰ってきていた。
彼女さんと一緒に車で出かけて行く。
私も仕事に出ようと外に出ると、玄関ポーチの途中に小さなポーチが落ちている。
彼女さんが落としていったのかな?
彼女のものにしては、かわいげのない安っぽいポーチだけど…。
と思いながら、中を確認してみる。
「なんと!!」
そこには、小さな小さな仔猫が2匹。
毎日猫散歩などしているものだから、
我が家の猫好きを知って、誰かが捨てていったものと思われる。
中から出してみると、本当にまだ小さな仔猫で、1匹の子など、まだちゃんと立てない。
一瞬、足の悪い子なのかな?
だったら、貰い手も見つからないだろうな、などと思うが、
単にまだ小さ過ぎて立てないだけのようだった。
どうしても仕事に回らないといけないところがあった。
家の中に入れておくと、うちの子たちが何をするかわからない。
それで、取り敢えず玄関先に段ボールを置いて、その中に入れておく。
出かけると、すぐに息子から電話がかかってくる。
「家の前に、仔猫がいるんだけど…」。
事情を説明して、どうしても行かなくちゃいけないところだけ仕事を済ませて家に帰る。
仔猫は、息子と彼女が見ていてくれた。
ノミがいる。
うちの子たちにノミがうつると困る。
取り敢えずシャンプーしてみる。
(あまりに小さいので、シャンプーもプローもなんて簡単にできること!!)
ノミは取りきれない。
仕方ないので、動物病院に連れて行って処置してもらう。
生後2週間くらいだろうと言われる。
ミルクの与え方や、排泄のさせ方なども教えてもらう。
困ったら、ここの動物病院でも里親探しを手伝ってくれるという話である。
困ったなあ。
我が家には2匹の猫がいるのに、この上あと2匹なんて飼えない。
貰い手を探さなければならない。
実は、私はそんなことばかり考えていて、厄介事を背負い込んでしまったという思いでいっぱいだった。
でも、夫や子供たちは、純粋に仔猫をかわいがっていた。
ちょっと反省した。
2匹ともよく似た茶色と白の混じった子。しっぽが長くて真っ直ぐである。
男の子は、うちのちゃーちゃんと同じようにお腹にぐるぐるがある。
それで名前は「ぐるぐるちゃん」。
女の子は、「しましまちゃん」。
くーちゃんとちゃーちゃんは、パニックである。
仔猫に向かって威嚇する。
穏やかな性格のちゃーちゃんが、「シャー!!」と言って怒るのを初めて見た
実際、仔猫育ては大変だ。
哺乳瓶を買ってきて、ミルクを作っては飲ませる。
1匹ずつしかやれないのだけれど、1匹に飲ませていると、もう1匹が欲しがって、人の手を登ってくる。
仔猫の爪は、細くて尖っていて、手は傷だらけだ。
でも、こんな小さな仔猫の世話ができることなんて滅多にない。
ものすごく貴重な体験をさせてもらっているんだなと思う。
その日は、東京に行った息子が帰ってきていた。
彼女さんと一緒に車で出かけて行く。
私も仕事に出ようと外に出ると、玄関ポーチの途中に小さなポーチが落ちている。
彼女さんが落としていったのかな?
彼女のものにしては、かわいげのない安っぽいポーチだけど…。
と思いながら、中を確認してみる。
「なんと!!」
そこには、小さな小さな仔猫が2匹。
毎日猫散歩などしているものだから、
我が家の猫好きを知って、誰かが捨てていったものと思われる。
中から出してみると、本当にまだ小さな仔猫で、1匹の子など、まだちゃんと立てない。
一瞬、足の悪い子なのかな?
だったら、貰い手も見つからないだろうな、などと思うが、
単にまだ小さ過ぎて立てないだけのようだった。
どうしても仕事に回らないといけないところがあった。
家の中に入れておくと、うちの子たちが何をするかわからない。
それで、取り敢えず玄関先に段ボールを置いて、その中に入れておく。
出かけると、すぐに息子から電話がかかってくる。
「家の前に、仔猫がいるんだけど…」。
事情を説明して、どうしても行かなくちゃいけないところだけ仕事を済ませて家に帰る。
仔猫は、息子と彼女が見ていてくれた。
ノミがいる。
うちの子たちにノミがうつると困る。
取り敢えずシャンプーしてみる。
(あまりに小さいので、シャンプーもプローもなんて簡単にできること!!)
ノミは取りきれない。
仕方ないので、動物病院に連れて行って処置してもらう。
生後2週間くらいだろうと言われる。
ミルクの与え方や、排泄のさせ方なども教えてもらう。
困ったら、ここの動物病院でも里親探しを手伝ってくれるという話である。
困ったなあ。
我が家には2匹の猫がいるのに、この上あと2匹なんて飼えない。
貰い手を探さなければならない。
実は、私はそんなことばかり考えていて、厄介事を背負い込んでしまったという思いでいっぱいだった。
でも、夫や子供たちは、純粋に仔猫をかわいがっていた。
ちょっと反省した。
2匹ともよく似た茶色と白の混じった子。しっぽが長くて真っ直ぐである。
男の子は、うちのちゃーちゃんと同じようにお腹にぐるぐるがある。
それで名前は「ぐるぐるちゃん」。
女の子は、「しましまちゃん」。
くーちゃんとちゃーちゃんは、パニックである。
仔猫に向かって威嚇する。
穏やかな性格のちゃーちゃんが、「シャー!!」と言って怒るのを初めて見た
実際、仔猫育ては大変だ。
哺乳瓶を買ってきて、ミルクを作っては飲ませる。
1匹ずつしかやれないのだけれど、1匹に飲ませていると、もう1匹が欲しがって、人の手を登ってくる。
仔猫の爪は、細くて尖っていて、手は傷だらけだ。
でも、こんな小さな仔猫の世話ができることなんて滅多にない。
ものすごく貴重な体験をさせてもらっているんだなと思う。
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