私が願ったこと

2020-03-07 11:34:50 | ねこ部
野良猫にエサをやり出したのは夫だ。
でも、今さらすべてを夫のせいにする気はない。

マダちゃんは何度も仔猫を産んだ。
でも、大抵はみんな申し合わせたようにどこかに行ってしまった。
ずっと家にいられても困るが、
3ヶ月くらいの仔猫がどこかに行ってしまうのは切なかった。

猫屋敷になるのは困る。
でも、大丈夫。きっとなんとかなる。
そう思おうとした。
でもその時、それは仔猫がどこかに行ってしまうことを望んでいるのか?
ちょっとそんな風に思ったりもした。

「きっとなんとかなる」。
そう思うことの恐ろしさを思い知ったのは、みいちゃんが最初に産んだ仔猫が、
オス猫に襲われて死んでしまったときだった。
「これが私が願ったことの結果なのか!?」
そう思った。
神様は、何でも私の願いを叶えてくれるのである。

ちこちゃんが死んで、次におこげに同じ症状が現れた時思った。
「メスだから?」
外猫が増えると困る。
私がそう思っているから、メスの仔猫は次々と死んでいくのだろうか?

本当に大変な思いをして、2匹の仔猫を助けた。
良かった。せっかく助かった命。誰かもらってくれないだろうか。
そんな風に思ったけれど、心のどこかで思った。
「助けてしまった」

おこげちゃんはどこかに行ってしまった。
メスだから?
私が望んだことだから?

コメントを投稿