だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ランス美術館から、日本初のフジタ作品

2017-03-19 21:58:56 | 展覧会
芸術の都パリ。フランスにはたくさんの美術館がありますが、美術ファンでもすべてを回るのは無理かもしれません。ルーヴル美術館、オルセー美術館、

オランジュリー美術館、ポンピドゥー・センターなど。美術収集家だったシャンパン・メーカー、ポメリー社の経営者アンリ・ヴァニエのコレクションは…

死後にランス市に寄贈され、現在のランス美術館になりました。西新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で、開催されるのが…

フランス絵画の宝庫 ランス美術館展」です。本展では、第1章/国王たちの時代、第2章/近代の幕開けを告げる革命の中から、第3章/モデルニテをめぐって

第4章/フジタ、ランスの特別コレクション となっています。フジタとは、レオナール・フジタ(藤田嗣治)のこと。ポスターになったのは、フジタの『マドンナ』(1963年)です。

他に、ジャック=ルイ・ダヴィッド(および工房)『マラーの死』(1793年)、ウジェーヌ・ドラクロワ『ポロニウスの亡骸を前にするハムレット』(1854~56年)

カミーユ・コロー『川辺の木陰で読む女』(1865~70年)、ポール・ゴーギャン『バラと彫像』(1889年)、カミーユ・ピサロ『オペラ座通り、テアトル・フランセ広場』(1898年)

モーリス・ドニ『魅せられた人々』(1907年)、アルフレッド・シスレー『カーディフの停泊地』(1897年)など約70点が展示されます。

中でも『サン・ベルナール峠を越えるナポレオン』(1801年)で知られるダヴィッドの『マラーの死』は、フランス革命の指導者ジャン=ポール・マラーの…

死を描いた作品です。デレク・ジャーマン監督「カラヴァッジオ」(86)には、よく似たシーンが出て来ます。ぜひチェックしてみて下さい。見ましょ。

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