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ラドクリフ、ゴシック・ホラー主演

2012-11-04 21:27:43 | 映画
『ウーマン・イン・ホワイト』は、1860年出版されたイギリス人ウィルキー・コリンズの長編推理小説のタイトル。始まりは、美術教師のウォルター・ハートライトが、リメリジ家の家庭教師をすることになり…

その家に向かう途中、彼は白衣の女性に呼び止められます。このサスペンスフルな物語をミュージカルにしたのが、『オペラ座の怪人』『キャッツ』『サンセット大通り』などのアンドルー・ロイド・ウェバー。

2004年9月ロンドン初演、日本でも07年11月初演。都市伝説のひとつにも“白いドレスの女”というのがあります。映画では脚本・監督ローレンス・カスダンの「白いドレスの女」(81)がありました。

こちらは都市伝説とは関係なく、ウィリアム・ハート、キャスリーン・ターナー、ミッキー・ローク主演のハードボイルド。本当にややこしい。そして「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館 」(12)が公開です。

スーザン・ヒル原作『黒衣の女 ある亡霊の物語』をジェームズ・ワトキンスが監督。「ディセント2」(09)の脚本家で、怖い映画はお得意。なにより本作は、ダニエル・ラドクリフ主演が最大の話題!

「ハリー・ポッター」(01~11)シリーズを卒業したラドクリフは、1989年7月23日ロンドン出身の23歳。もう魔法学校の生徒じゃないんだもん。19世紀末のロンドンから始まる、ゴシック・ホラー。

数年前妻ステラに先立たれた、若き弁護士アーサー・キップス(ラドクリフ)。事務所所長ベントレーから、田舎町クライシン・ギフォードのイールマーシュの館へ行くよう命じられます。

先月亡くなった、アリス・ドラブロウ夫人の遺産整理に必要な遺言書を見つけるのが仕事。ひとり息子ジョセフをロンドンに残し、向かったそこは、沼沢地の島にぽつんとそびえ立つ館…。

そしてアーサーは、森の中で黒衣の女性の姿を見つけます。住民たちはよそよそしく、やがて子供たちが次々に怪死していた事を突き止めるアーサー。果たして、この館の忌まわしい過去とは?

妻を亡くし、子供を守る若き弁護士役のラドクリフ。ずいぶん、成長しましたよね。その点、現代劇でなく19世紀のゴシック・ホラーは最適。しかもハマープロ製作。黒いドレスの女は、怖い…!?

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