２度目の共演、最後の共演

マイケル・ケインが俳優を引退。１９３３年３月１４日ロンドン出身。数多くの作品に出演、主演しました。フィルモグラフィを見ると…

『ああ～これも、これも見た』と感慨深いです。「空軍大戦略」（６９）、「鷲は舞いおりた」（７６）、「探偵＜スルース＞」（７２）、

「遠すぎた橋」（７７）、「アシャンティ」（７８）、「カリフォルニア・スイート」（７８）、「殺しのドレス」（８０）、「勝利への脱出」（８０）、

「デストラップ・死の罠」（８２）、「第四の核」（８６）、「トゥモロー・ワールド」（０６）、「ダークナイト」（０８）、「グランド・イリュージョン」（１３）、

「キングスマン」（１４）などなど。若い頃の作品では未見のものもありますが、マイケル・ケインの名前は名優として忘れません。

彼の引退作が公開されます。「シンクロ・ダンディーズ！」（１８）のオリヴァー・パーカー監督「２度目のはなればなれ 」（２３）です。

２０１４年の夏。バーナード（マイケル・ケイン）とレネ（グレンダ・ジャクソン）は、ブライトンの老人ホームで余生を過ごしていました。

ある日、バーナードはフランスのノルマンディーへと突然１人で旅立ちます。彼が行方不明になったという警察のツイートをきっかけに…

世界中で大きなニュースに。夫婦が離れ離れになるのは、これが２度目。バーナードがレネを置いて旅に出たある理由とは、果たして？

グレンダ・ジャクソンは、２０２３年６月１５日８７歳で死去。２人はジョセフ・ロージー監督「愛と哀しみのエリザベス」（７５）以来の共演でした。