だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

クリスマスの奇跡

2011-10-29 20:17:27 | 映画
クリスマスは、イエス・キリストの降誕(誕生)を祝うキリスト教の記念日。日本では1552年(天文21年)現在の山口県山口市で、宣教師が降誕祭のミサを行ったのが最初のクリスマスだとか。

そもそも日本はお正月もあれば、バレンタインデイ、ひな祭り、ホワイトデイ、エイプリルフール、端午の節句、母の日、父の日、七夕、お盆、ハロウィン、七五三、クリスマス…と和洋折衷の国。

なので、クリスチャンでなくてもクリスマスをお祝いしちゃいます。それも年々早くなり、すでに10月にクリスマスの飾り付けをしている所も。もっとも本格的なのは、ハロウィンが終わってから。

映画の方もクリスマスをテーマにした作品が、続々登場。今回はノルウェイから、「クリスマスのその夜に」(10)がやって来ます。原作レヴィ・ヘンリクセン、脚本・監督はベント・ハーメル。

ハーメル監督作品には、「卵の番人」(95)「キッチン・ストーリー」(03)「酔いどれ詩人になるまえに」(05)「ホルテンさんのはじめての冒険」(07)があるので、ご存じの方も多いかも。

<パウルの場合>結婚に破綻し家を追われたパウルは、サンタに変装しかつての我が家にもぐり込みます。子供たちにプレゼントを渡したい一心で。<クヌートの場合>パウルの友人の医師クヌート。

クリスマスも急患が…。2度と故郷には戻れないと言うコソボ出身のカップルの初産で、赤ちゃんを取り上げます。<ヨルダンの場合>クリスマスの夜、ヨルダンは強盗に入り、ヨハンナと出会います。

他にも家族でクリスマスを祝うより、イスラム教徒の女の子と一緒に過ごしたい少年の話など複数の物語が描かれます。やがてそれぞれのエピソードがつながるのです。ステキ!クリスマスらしいですね。

ノルウェイの凍てつく空の下。小さな町に住む、不器用でも一生懸命に生きる普通の人々のクリスマスの1日。トロンド・ファウサ・アウルヴォーグ、レイダル・ソーレンセン、ニナ・アンドレセン・ボルド主演。

俳優の名前も顔もまったくわからないけど、クリスマスには奇跡が起こるものです。本作もそんな心温まる感動作なんですって。それで思い出したのが、「ラブ・アクチュアリー」(03)。また見ましょう!


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