昔々、エジプトで…

両親がギリシャ人で、エジプトのアレクサンドリアで生まれ、３歳でオーストラリアのシドニーに移住。映画監督、脚本家、プロデューサーとして活躍するのが…

アレックス・プロヤスです。確かに、その名前はオーストラリア人ではないですね。多くのＣＭやミュージック・ビデオを手がけた後、脚本、製作、監督した…

「スピリッツ・オブ・ジ・エア」（８８）でデビュー。ＴＶシリーズにもなった「クロウ／飛翔伝説」（９４）が、監督２作目。ハリウッド大作も手掛けるようになります。

ウィル・スミス主演「アイ、ロボット」（０４）、ニコラス・ケイジ主演「ノウイング」（０９）に続く最新作が、「キング・オブ・エジプト」（１６）です。おっと、７年ぶりですね。

神と人間が共に存在する古代エジプト。神々を讃える石像やピラミッドが建ち並び、生命の神オシリス王（ブライアン・ブラウン）の統治の元、繁栄を誇っていました。

しかし、オシリス王の弟で砂漠の神セト（ジェラルド・バトラー）が王を殺害し、王座を奪うのでした。国中に混乱が広がり、多くの民が苦しめられていました。

そんな中、セトとオシリスの子で天空の神ホルス（ニコライ・コスター＝ワルドー）の間に、壮絶な王座を巡る戦いが勃発します！そしてその鍵を握るのが…

１人の盗賊だったのです。妻をセトに奪われたベック（ブレントン・スウェイツ）でした。ホルスとベックは手を組み、王座を左右する『神の眼』を狙うことに。

さらに太陽神ラー（ジェフリー・ラッシュ）から『創造の水』を手に入れ、扉のない動くピラミッドの『セトの火』を消し、知恵の神トト（チャドウィック・ボーズマン）を…

仲間にし『スフィンクスの謎』を解き、『オベリスク」の頂点でセトと対峙する！果たして？ルーファス・シーウェル、エロディ・ユン、レイチェル・ブレイク共演。