だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

失敗した「DUNE」を見よう!

2014-06-09 21:36:47 | 映画
フランク・ハーバート(1920~1986)原作『デューン DUNE』には、『デューン/砂の惑星』(1965)、『デューン/砂漠の救世主』(1969)、『デューン/砂丘の子供たち』(1976)

『デューン/砂漠の神皇帝』(1981)、『デューン/砂漠の異端者』(1984)、『デューン/砂丘の大聖堂』(1985)の6作があります。本好き、SF好きは、もちろん読破しました?

何冊もあるシリーズ物を読むのって、結構大変。その点、映画化してくれると映画ファンはすごくうれしい!デヴィッド・リンチ脚本、監督「砂の惑星」(84)は、大のお気に入り。

「イレイザーヘッド」(76)「エレファント・マン」(80)に続く初の大作。137分にこの長編を要約し、多くのスターを配したSF作品。カイル・マクラクランのデビュー作でもあります。

85年の公開時にも紹介されたと思うんですが、今回はじめて知りました。「ホドロフスキーのDUNE」(13)のことを。アレハンドロ・ホドロフスキーは、1929年2月7日チリ出身の映画監督。

「エル・トポ」(69)「ホーリー・マウンテン」(73)「サンタ・サングレ/聖なる血」(89)で、ご存じ方も多いかも。残念ながら、未見。しかし「ポドロフスキーのDUNE」は興味津々。

1975年、ホドロフスキー監督はSF大河小説『DUNE』の映画化に着手します。映画のために終結したのは、フランスの漫画家メビウス、SF画家クリス・フォス、

後の「エイリアン」(79)や「バタリアン」(85)の脚本家ダン・オバノン。画家でデザイナーのH・R・ギーガー(今年5月12日死去)、音楽担当にはロック・バンドのピンク・フロイド

キャストには、シュルレアリスムの画家サルバドール・ダリ。俳優で、『市民ケーン』などの映画監督オーソン・ウェルズ。ローリング・ストーンズのボーカル、ミック・ジャガー…

莫大な予算と12時間にも及ぶ上映時間を予定していた「DUNE」は、映画史上最も有名な“実現しなかった映画”に。フランク・パヴィッチ監督が贈るドキュメンタリー。必見です。
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