答礼人形「富士山美保子」市町巡回展

太平洋戦争前に日米友好の証として、人形が親善大使としてお互いの国へ旅立ちました。
アメリカからの「青い目の人形」と日本からの各都道府県代表「答礼人形」です。

戦争という苦しい歴史を乗り越え、御前崎市では朝比奈小学校（現在の御前崎市立浜岡北小学校）で「マーベルワレン」が戦時中も用務員の家族によって守られ、今日まで受け継がれてきました。
静岡県内に贈られた２５３体の内、現存するのはたった５体。
その内の貴重な１体が御前崎市の「マーベルワレン」なのです。

静岡県からアメリカに旅立った答礼人形「富士山美保子」が今年８９年ぶりに里帰りをしました。
静岡県内の青い目の人形たちと一緒に東部・中部・西部で里帰り展が行われました。
里帰り展後は、青い目の人形が守られた市町で、答礼人形がその市町の人形とともに展示される市町巡回展が行われています。

御前崎市では、４月１６日（土）と１７日（日）の２日間限り、御前崎市立図書館にて巡回展を開催いたします。

そして、４月１６日は「マーベルワレン」が朝比奈小学校へ到着した記念日！
そう、「マーベルワレンの日」なのです。

記念日に御前崎市で「富士山美保子」と「マーベルワレン」に出会える貴重な機会を、どうぞお見逃しなく！！
（御前崎市教育委員会の担当職員が、この日に展示できるようにがんばったそうですよ。）

みなさまのご来館をお待ちしています！