眠らない街

将棋、サッカー、スノボ、マンガとちょっぴり恋愛話など。

めぞん一刻

2008年06月27日 | 八海さん
恋愛モノの話として、私が思い浮かべるのは、「めぞん一刻」「電車男」「白馬の王子サマ」の3つ。
特に「めぞん一刻」は、高校生の頃、繰り返し読んだものだ。このマンガ20年以上前になるんだね。

主人公は、さえない貧乏学生五代くん
大学入学を機に上京し、下宿先(一刻館)の若い未亡人響子さんに恋をする。
下宿先の住人、未亡人にアタックするテニスサークルのコーチなど、個性的な面々が、時には五代くんと響子さんの恋を邪魔し、時には後押しするというストーリー。
五代くんは、響子さんと出会ってから、6年目(くらいかな)に結ばれる

五代くんは響子さんに出会って、即、恋に落ち、それから数日も立たないうちに、酒の勢いで告っている。
普通、前触れもなしに告られたら、女性は引くだろうし、気まずくなるのが当たり前。
でも、響子さんは(管理人という立場もあるだろうが)、堂々と五代くんに接している。
五代くんの告白を、酒が入ったたわ言とも思わず、冗談とも思わず、それなりに受け止めているにも関わらず、である。

響子さんは、五代くんを好きな女のコこずえちゃんが下宿に遊びに来ると、焼きもちを焼くし、トラブルで偶然五代くんとキスをした時、「まっいっか」でニコっと笑って済ませている。
器が小さいのか大きいのか、鈍感なのか、自己中なのか分からない。
でも、相手の気持ちを知っているのに、こんなに堂々と出来るものだろうかと思ったものだ。
で、こういう堂々とした女性との恋愛に憧れていた。

八海さんと出会って、告って、振られたけど、受け止めてもらった時、リアル響子さんじゃないかと思った(こずえちゃんタイプだけど)。
でも、振った男に声をかけ続けられれば、よそよそしい態度はあるし、堂々とし過ぎるところもある。
男が逆ギレした時、「会って話しましょう」と言ったにも関わらず、そのまま雲隠れしたりもする。
やっぱりリアル響子さんではなく、普通の現実世界の女のコ。
いや、比べるつもりはないんだけど(笑)

響子さんのような女性は現実ではあり得ない。あれはファンタジーだ。
つーか、五代くんだってファンタジーだよね。
好きな女性と1つ屋根の下、毎日会えるけど、無視されたり、告った返事はもらえないし、胃が痛くならないのだろうか?
今、20年以上経ってから思い返すと、あれは非現実的な話だと思うようになった。

いい加減、マンガを参考書にするのはやめよう。マジで
私の恋愛がうまく行かない遠因って言うのかな。変な恋愛観を持っていたという日記です。ハイ。

「電車男」は、実際にあった話。「白馬の王子サマ」は、超リアルストーリーだけど、どちらも参考にはならんな・・・

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