眠らない街

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何かにつけ不自由

2009年03月27日 | スノボ
「何かにつけ不自由」
「だからこそ、乗り越えた時の喜びは、何ものにも代えがたい」

前者は、教材2の中のコラムのタイトル。
後者は、私が付け足した言葉。

教材2の著者三村利明さんが書いたコラムは、
「僕が初めてスノーボードに挑戦したのは、20代後半のとき。正直、ここまでというくらい不自由でした」
という出だしで始まります。
このコラムは、転倒やケガについて書かれていて、そこに「癒しになる存在の人がいたから、もう少しやってみよう」と前向きになれたという内容になっています。
私も「何かにつけ不自由」を実感しています。私の場合は選択肢の狭さですけどね。

例の彼女は、蔵王や東北エリアがお気に入り。
彼女が蔵王に行った時は、饒舌って感じでした。
「樹氷スゴい!」
「パウダーを満喫してきました!」
「空が広くて、開放感ありますよ~」
「○○さんも、東北エリア行ってみれば?」
などなど。
私はその間ガーラばかり。正直、身近にスノボ友がいて、どこでも行ける彼女に嫉妬していた感もありました。
夏油、山形蔵王、安比、妙高、白馬、鹿島槍、ハンタマ、グランデコ・・・
行きたいところはたくさんあるけど、1人だと宿泊プランが使えません。
日帰りでツアーはあるけど、11時に到着して、15時終了じゃもったいなさすぎる。

そんな中、どうしても行きたいと思って、苦手なバスツアー(車に酔うから)で行ったのが白馬五竜。
すごく感動したなぁ~
彼女がちょうど蔵王に行っていて、お互い興奮しているからメールが弾むこと弾むこと。
蔵王の樹氷の写メと五竜のアルプスの写メを交換したり、とっても楽しかった。
その後、白馬五竜には、JRツアーに地元の高速バスを組み合わせて、2回行きました。
雪と景色とスクールが素晴らしい。

これに味をしめて、次に行くことにしたのが赤倉温泉。初の宿泊。
ツアーを使わず、JRの割引切符、リフト券割引、健康ランドという組み合わせで、工夫に工夫を重ねて実現させました。
赤倉周辺の宿に片っ端から電話をかけて、1名素泊まり出来るか聞いたら、最後の最後に温泉かふぇの存在を教えてもらえました。
妙高山のデカさに感動、レトロだけどワイドで多彩なコースに感動、温泉に感動。
だけど、仮眠室で、となりのおじいちゃんが寝ぼけて手を握って来て、ほとんど寝られず(笑)


「何かにつけ不自由」だけど、工夫の余地はあります。
「工夫に工夫を重ねて不自由さを乗り越え、良いものに出会えた時、その感動は何ものにも代えがたい」
このことを、今シーズンはたくさん経験しています。
そのうち、工夫が楽しくなってきます。
彼女は、私とスノボを引き会わせてくれた恩師&師匠のような存在でしたが、どうしてもスノボを通して彼女を見ていて、何かに操られて滑っている感じでした。
今シーズン、自分で工夫する楽しさを見出してから、自分の意思で滑るようになってきた感じです。

ここ2日ほど、鹿島槍に行くための方法を考えていました。
28日に五竜に行くので、そのままエスカルプラザに宿泊するとか、28日に鹿島槍に行って、29日に五竜に行くとか。
これはどうだ、こっちならどうだ、これ使えるんじゃない?
最終的に、28日の五竜をキャンセルして、バスツアー(今日申し込んで今日の23時に池袋という行程)に賭けましたが、定員オーバーでジ・エンド。

うーん残念・・・でも、色々考えている間は面白かった。
やっぱり、オイラはボーダーだ。

明日は白馬で楽しく滑ろう!
ふゅーちゃーさんも検定頑張って欲しいですね~