眠らない街

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赤倉でのスクール~その1~「強い角付け」講義

2009年03月02日 | スノボスクール
妙高山スノーボードスクールは、教材1の著者稲川光伸さんが主催。
赤倉温泉スキー場のHPに、「「教える」「滑る」プロ集団」というコピーが付けられています。
赤倉中央トリプルリフト入口のすぐ横が詰所。恐る恐るドアを開けます。
いつもの通り、午後レッスンをセレクト、クラスは中級。
クラスが上がると、料金も上がるシステムになっています。

今回の講師は柏村さんHPのスタッフページでは、かっしーの愛称で紹介されています。
中級受講は私1人で、個人指導状態でした。

以下スクール内容。今回は、名付けて「カービング実体験編」です。

①平地、止まった状態で、角付けイメージ(フロント/バック)
「○○さんは、今現在、どういう滑りですか」
「ターンして1本の線を何とか描けますが、エッジの立ちは甘く、ターン中にずずずーっという感じでズレが入ります」
この会話だけで、レベルが分かったようです。テスト滑走なしで、講義とイメージ掴みから入ります。

「カービングというのは、まずエッジを立たせること・・・角付けが重要です」
どうやったらエッジが立つか・・・というこちらの疑問は、あっさり全否定されました。
では、どうやったら立つのでしょう?
「ボードにはサイドカーブがありますが、平地に置いた状態でいくら圧をかけても、カーブは描けません」
「ボードのエッジを立たせて、そこに圧をかけるから、雪面に食い込んだ状態でボードがたわみ、サイドカーブを使ったカービングが出来るのです」

「・・・」
「○○さんには、平地でエッジが立つということを実体験してもらいます」
「ボード上に立って、竹とんぼを逆さにしたイメージで、軸を後方に倒して下さい。支えますから」
言われるままに倒れると、45度くらいエッジが立った状態で、柏村さんが支えてくれました。
「エッジ立っていますよね。これから滑走してもらいますが、これぐらい倒して下さい」
「膝とか腰とか何も考えなくてよいです。限界以上倒してください。転倒してもいいです」

うーん。
どうやったら立つかではなく、体軸を45度傾けた状態が出発点だというのです。
更に、柏村さんが言うには、
「今の滑りの限界の先にカービングターンがあり、それを実感しないとイメージが湧かない。イメージが湧かなければ滑れない」
ということでした。

フロントサイドでも45度の実体験。
「普通に平地に立った時はかかとに体重がかかっています。だからバックサイドは体軸を傾け易いです。フロントサイドでは、思い切って体軸を傾けてください」
とのこと。

また、足首は常に緊張せよとのこと。
・バックサイドでは、かかとで立ち、つま先を引き上げる感じ。
・ヒールサイドでは、拇指球というより「足の指の付け根全体」で立つ。
「足首がプラプラしてたら、エッジを強く立たせることは出来ません」
と念押しされました。

ここまで講義を受けて、滑走に入りました。
(続く)