表紙絵に魅かれて借りたこの本。

最後の昼餐 宮脇檀(みやわき まゆみ)
グルメな建築家の食道楽を文章とイラストでまとめた本です。
たくさんのおいしそうな料理が登場するので、喰いしん坊さんにお勧めの一冊です


趣味の料理道を極めるために、自宅とは別にマンションまで借りて、広いベランダに家庭菜園を作ってしまう作者。
全く絵心のないわたくし

こんなデッサン風の絵を描けるようになりたーい

崩して描くって事ができないのね


一番多く登場する料理はイタリアン。
シェフ(作者)の一番得意な料理はイタリアンです。

和食もアメ横で昆布を仕入れて出汁を作ります。
高級料理を食べまくって世界中を旅行しまくってるのに、歯切れの良い書き方は嫌味じゃないし、自分も一緒に世界中を飛び回っている気分になれます。
イタリアンばかり食べたり、そんな豪華な食事ばっかりしてたら体に良くないんじゃない?という思いは現実となり、最後はドキドキする展開に。。。
どんな人だったのか、最後はどうなったのかが知りたくて検索してしまったら・・・やっぱりか・・・と、涙が出る展開でした

食事が出来る回数が決まっていたら、あなたは何を食べますか?
彼は素敵な恋人と最後までおいしい食事が出来たので幸せな人生だったんじゃないかな?と、久しぶりに良い本に出会えました。
恋人が描く素敵でおいしそうなイラストを眺めているだけでも、温かい気持ちになれました

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