錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

その後のバナナとルリウラナミ

2018年11月20日 | 昆虫・植物
いやぁ・・・ 早いもので暖かい石垣島から帰って一週間が経ちました。
で、こちら福岡は馬鹿みたいに寒い。


そんな中であってもバナナセセリの幼虫はバナナとバショウの葉を食って順調に成長し、とうとう二つの蛹を得ることができました。
そして、こうなると現在飼育している幼虫たちは次々と蛹化していくのでしょうけど、それはまた別の機会にでも・・・・


でもってタイワンクズの花からインゲンマメに変更して飼育していたルリウラナミの幼虫も数頭を残して殆どが蛹化しています。
そして現在、飼育棟の中は27℃ほどの設定になっているので、この2種類の蛹たちは来週あたりには羽化してくれるかと・・・・ たぶん。
とは言え、この後に飼育するアイテムが全く無いんですよねぇ。
ん・・・
ならば来春の飼育アイテムでも採りに行くか?ってね。
ただし、病院での検査結果次第だけど・・・

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主食はナイルティラピア?

2018年11月20日 | 魚(海・淡水)
今回、石垣島から連れ帰った1m45cmのオオウナギですが、こいつは咽頭の奥深くに釣り針が残っていて2度目の麻酔に耐えるだけの体力が回復するまで飼育棟で経過観察中なのです。
ただ、その時まで鈎が刺さってくれていれば良いのですが、既に抜けていて消化器官まで移動していれば手が出せなくなる。
で、その時は排泄物と一緒に肛門からの自然排出は期待できないと思うので、消化できなかったスクミリンゴガイの蓋のように吐き出されるのを待つしかない。
しかーし・・・
今日は、そんな釣り鈎の云々ではなく、その経過観察中のオオウナギが排泄した物のお話です。


で、早速ですが・・・・
このところタンクの底に薄い緑色をした丸いものが数多く散乱しているのです。
最初は、これまで受けたストレスで未消化っていうか下痢のようなものかと考えていたのですが、これが何時まで経っても分解されない。
そこで回収して確認してみるとタンクの底に散乱していたのは大きなウロコ。
それも形状からしてナイルティラピア(Oreochromis niloticus)のモノのようです。
その昔、排泄物や未消化の嘔吐物は様々な情報を提供してくれると書き込んだことがありましたが、このオオウナギの場合は生息している河川の環境で、それぞれ餌としているモノに偏りがあるとCherryは考えています。
そして、この1m45cmのオオウナギの場合は石垣島の河川に見られる大型ナイルティラピアを主食にしていたのではないかと・・・・
まぁ、この大きな体を維持するにはコンジンテナガやモクズガニの甲殻類やタメトモハゼやホシマダラハゼだけでは無理でしょうから生息河川で群れ泳ぐ大きなナイルティラピアを餌に選んだのかもしれませんね。

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