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錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

お迎え後の初給餌

2025年06月26日 | 昆虫・植物
今月の21日と22日の2日間で開催された熊レプにてお迎えした2匹のヘビ。
そして新たなケージへと移して4日が過ぎたことから昨夜、初めてとなる餌を与えてみることにしました。
ただ、その餌と言うのが生後4~5日目のネズミの赤ちゃんなんだけど…
それを与えるヘビは鉛筆にも満たないほどの細さときたものたから飲めるかどうか分からない。
だから場合によっては小さなマウス半分に✂️したり小さな手足を✂️したりしないとけないんだけど、お迎えの時に確認したところ『ダイレクトに呑みますよ』とのこと。
しかし、この細さで本当に呑めるのかなぁ?
もし、手足が引っかかって飲めなかったら、それがストレスになって拒食する場合がある。
そうなれば生後間もない幼蛇にとっては致命的なことにもなりかねないので、初回の給餌では前後の足を✂️して与えてみた。
すると…


そんな心配は何処吹く風よとばかりに問題なく呑んだ。
ならばと次はダイレクトに与えてみると、これもまた問題なく呑んだ。
よし!
これでヘビ飼育の関門が一つクリアできました。
そしてピンクからファージー、ボッパー、アダルトとサイズを変えながら給餌を繰り返し1年目を迎える頃には美しい白蛇へと姿を変えていることでしょう。
ただ、その報告は残念なことにサイトの都合で難しくなりました。

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何時の世も結果はこんなもの…

2025年06月25日 | 昆虫・植物
今日は6月の25日。
こんにちは✋
彷徨うジジイ、錯乱坊です。
さて、何かしら面白い顔をしたオオムラサキが羽化しないものかと期待していたオオムラサキですが、昨日の定期健診から帰ってくると吹き流しの中で羽化を済ませてました。
で、最後まで残った蛹だったこととからメスが羽化するものと思っていたら、フタを明けてみると紫の衣を纏ったオスでした。
で、そのオオムラサキの結果はというと…


はい!👆これですよ。
これと言って何の変哲もない普通のオオムラサキ。
まぁ、何時の世も結果はこんなもの…
しかしながら来期も同じ期待を胸にオオムラサキの飼育ををやってんですよね。
馬鹿は死ななきゃ治らない……ってかぁ!

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最後の一蛹

2025年06月24日 | 昆虫・植物
こんにちは✋
相も変わらず丑の刻に登場のジッちゃんです。


さて、ここにUPしたものは日本の国蝶として知られるオオムラサキの蛹です。
そしてオー・ヘンリーの名作『最後の一葉』じゃないけれど、今期最後の一蛹。
いやぁ…
今年も異常型と呼ばれるようなものは一つも得られないまま、最後まで残っていた蛹に羽化の兆候が現れました。
で、この蛹の幼虫は他の個体群より成長が遅く、そして一回り小さかったので期待して飼育していたのですが何の変哲もない個体が羽化してきたら…… 全てが無駄に終わります。
頼むから…
そして拝むから…

ここらで
おっ!😨と言うようなオオムラサキが羽化してくれないかなぁ?
そんでもって、その結果は今日の午前中には明らかになります。

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飼育ケージの修理

2025年06月23日 | 昆虫・植物
茹だるような暑さ到来かと思いきや、再び鬱陶しい梅雨空が戻ってきましたね。
こんちわー✋
彷徨うジジイの錯乱坊です。
さて、事の始まりは先々週のことだったけかなぁ?
三晃商会のレプティワイルド パンテオン ホワイトをネットで購入したんだけど、これがリユース品のために取り出してみると…


側面のガラスが割れていた。😱
ただねぇ…
土砂降りの雨の中で届けてくれたドライバーさんにクレームは入れたくなかったので、ここはジジイお得意の修理をすることにしました。


先ずは飛散したガラスをオカタしながら補強パーツを外していくんだけど、水漏れ防を防ぐためのコーキング材が執拗いくらい密着していて爺の心は次第にイライラ…😠


でもぉ、そこを自制心とやらで抑えて外し終えたのが👆この状態ですよ。
まぁ、普通は保険とやらで保証してもらえば済む問題なのでしょうけど、今回は起こそうと思って生じた事故じゃないので器用なジイが人肌脱いだってわけ。
ただ、ここで問題発覚!


それが… 👆この画像ね。
ノギスが示すカラスの厚みは3.8㎜。
4㎜厚のガラスに0.2㎜足らないんだけど、これは許容差と言って全てのガラスで認められている許容の範囲。
ただねぇ…
昔と違って、この4㎜厚のガラスの規格って今となっては使う場が殆ど無いんですよ。
おまけに5㎜厚に変更すると溝に入らないし、サイズタウンすると次は3㎜だら溝に収めるとガタガタと動く。


でもぉ、どのみちコーキングで固定するんだし… 3㎜厚のガラスでイイじゃんと同等のサイズに切ったのが👆これ。


で、その溝に沿って専用のプライマーをチマチマと塗って…


切った3㎜厚のガラスをハメ込む。


後は、それぞれのパーツを組んでコーキングが硬化するまでテープで固定。
この状態で24時間放置して…
コーキングが完全に硬化したらテープを剥がす。


そうやって修理を終えた状態が、👆これなんだけど…
やれば出来るじゃん!
ただ、この作業を終えて思ったんだけど、やっぱ爺は昔の人間なんですね。
そんなこんなで割れて届いたレプティワイルド パンテオン ホワイトが現在手元で飼っているフトアゴヒゲトカゲのケージとして再び使えるようになりました。

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終わったぁ…😩

2025年06月23日 | 昆虫・植物
以前、このブログでも語っていたオオシモフリスズメやエゾヨツメなどの大型春蛾。
闇夜の晩に山へとでかけ地味なライトトラップで飛来するを只管待つだけの採集…
だから、その夜の月廻りだけでなく気温が低かったり風が吹いたりと採集には気象条件も影響し、最悪の場合は何も得られず春蛾との対面は翌年に持ち越されることもある。
だから機会があれば飼育もする。
それが…


このオオシモフリスズメの幼虫だったり…


独特の突起(角)を持つエゾヨツメ。


飼育を始めて1ヶ月が過ぎ…
そして2ヶ月が過ぎる頃になると幼虫は大きく成長し、日本最大のスズメガと云われるだけあって体長は10cmを超える。


またトゲトゲの立派な角を携えていたエゾヨツメの幼虫は、その角を失い丸々とした幼虫へと変身する。


そんな幼虫たちも、これから1週間ほどで7月を迎えようとする梅雨の真っ只中で次々と蛹化を終えるようになりました。
まぁ、自分で言うのも何なのですが、これだけ大きな蛹であればオオシモフリスズメの飼育は大成功です。


また、そのオオシモフリスズメの後を追うようにエゾヨツメの幼虫たちも蛹化を終えています。
これから暑い夏を過ごして秋を迎え、その後に訪れる厳しい冬の季節を乗り越えたもだけが成虫として姿を現します。
だから…
それまでは静かにおやすみなさい。

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酢エチ

2025年06月20日 | 昆虫・植物
昆虫採集する虫屋の間では酢酸エチルのことを略して酢エチと呼んでいる。
お早うございます、錯乱坊の爺ちゃんです。
採集した虫は痛む前に薬品で〆る。
で、その一つが酢酸エチルなるものなんだけど昔と違って今は入手が難しい。
ほらぁ…
〇〇教とかの事件やら亜硫酸ガスによる自殺事件がありましたからね。
だから随分と昔に買った500ccの酢酸エチルを大事大事に使っていたんだけど、今年の春をもって尽きてしまった。


そこで新たな酢酸エチルを発注した訳なんだけど…
その量が何と2リットル。
500ccですら使い切るまで10年以上もかかったのに、これが2リットルともなると無くなる前に爺の方が亡くなってますよ。
と、いう分けで…
ほんの少しの量で良かったのに本当に面倒な時代になりましたね。

で、そんな酢酸エチルが爺の手元に届きましたとさ… でめたし、でめたし!

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イシガケチヨウの黄色型

2025年06月15日 | 昆虫・植物
こんにちは✋
毎度、丑の刻に徘徊する爺ちゃんです。
さて今朝一番のお話は… イシガケチョウ。


最近では温暖化の影響でか列島を北上するチョウですが、そのイシガケチョウの卵を持ち帰り飼育を始めた爺さん。
そして幾日が過ぎたのでしょう…
今では蛹化を終えて吹き流しの中で羽化の時を待っています。


そんなイシガケチョウですが昨朝に1匹の成虫が羽化してきました。
で、回収して開くと通常型とは明らかに色が違う黄色型ですよ。
まぁ、個人的な見解かもしれませんが梅雨時期に飼育すると黄色型で羽化する確率が高くなるみたいなんですよね。
だから昨年もイシガケチョウを飼育して黄色型で一箱作り、通常型と比較できる箱を作ろうと頑張ったのですが…
板から下して箱に詰めてみたところ6匹分のスペースが埋まらなかった。
マジてすかぁ😱
そんな訳で今年もイシガケチョウの飼育にトライしていたしていたんですよね。
で、昨朝に1匹が羽化したくれたおかげで残るは5匹
こんなことをやってるから標本箱が幾つあっても足らないんだけど、この黄色型と通常型の2箱を並べると普通種でありながらも展示ウケは間違いなし!

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結果は相変わらず…

2025年06月09日 | 昆虫・植物
オオムラサキの越冬幼虫を3月の下旬にクワノハエノキに袋掛けをし、それから3ヶ月という時が過ぎた幼虫は立派なサナギへと姿を変えた。
こんなことを何十年繰り返しているんだろう……
な・の・に😱おっ!と言うような異常型には出会っていない。
まぁ、強いて言えば昔ルリと呼んでいたモルフォ型の個体を回収できたくらいかな。
だから毎年のように飼育を繰り返しているのだけれど、得られるものは普通のオオムラサキだけ。


そして、今年もオオムラサキの羽化が始まった。
が!
御覧の通り、何ら変わらぬ個体のオンパレード。
で、今日をもって未羽化のサナギは残り4個となった…
まぁ、異常型に出会う確率は宝くじみたいなものだろうけど、正直言って心が折れそうになるんだなぁ。
けど今年は純白のヘビちゃんを迎えしたことだし、何かしら変化のあるチョウが羽化してくれそうな気が……… 
いや、それは無いな!

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雨が降る日は…

2025年05月29日 | 昆虫・植物
予報では福岡県南部は曇りと発表されていた。
なのに… お昼を前に雨が降りだした。
こんばんは✋
錯乱坊の爺ちゃんです。


いやぁ…
曇っているだけなら何かしらで動けるのですが、これが降り始めると限られる。
そうだ!
こんな雨が降る日は…… 山へ虫採りに行こう!
でも、何処へ何を採りに行くぅ?
ん!?
そうだイシガケチョウの採卵に出かけよう。


そして傘を片手に林道に沿って歩くと、早々にイシガケチョウの黄色い卵を発見!
最近は老眼で小さなものは見えないはずなんだけど…
虫の卵とかは不思議と見えるんですよね。
と、言うことで…
20分足らずで30卵を得て早々に撤収ぅ!
でもぉ、こんなんじゃ時間が余り過ぎる。
だから場所を変えターゲット変更。


それか👆こいつ。
この毛虫は成虫になると錦の衣を羽織る薩摩の錦。
で、そろそろ終齢も後期を迎え蛹化のために木から降りる頃かと出かけると…
ビンゴーー!!
そんなこんなで、こちらもイシガケチョウと同様に30匹ほど採集しTAKEOUTしてきました。
はい、だから声を…
いや文字を大にして言います。

飼育バカには雨なんて通用しないんですよ!

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採卵のはずが採幼に…

2025年05月20日 | 昆虫・植物
今日の福岡県南部は…… 晴れ?
ん…
やっぱ曇りかな?
なーんて、どっちつかずの天気でしたが雨が降ることはなかった。
こんにちは✋
錯乱坊のジッちゃんです。
さてさて今日は裏庭へと出てオガタマノキの若葉を確認してみました。
と、言うのも暦は5月20日ときたものだからミカドアゲハが産卵している頃。
ならば早々に回収して年明け早々に約束をしていた虫友へ卵を送ろうとしたのですが…


時既に遅くミカドアゲハの卵は孵化ってた。
マジてすかぁ…😱
そこで卵は諦めて採幼へと変更し回収した数は50匹とちょっと。
で、そのうちの20匹を手元に残して30匹ちょっとを😸ニャンコ便で発送したんだなぁ…
しかーし!
ここからが問題で…


発送時に餌として使う切り枝の葉にミカドアゲハの卵を発見!
これまたマジてすかぁ…😱
と、言うことは、もう暫くすると再び幼虫の姿が見られるってことかな?
まぁ、それはそれとして…
今季に回収できた数は50匹とちょっと。
昨年からすると、やや少なめだけど手元に幼虫が20匹もいれば十分ですよね。

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