孫たちの幼稚園で「能の観賞会」が有りました。園児のおじい様が能の役者さんで、その方のご厚意で幼稚園で演じて下さったのです。簡単な所作（叱られてしょんぼりする。すり足で歩くなど教わったそうです。）
帰ってきた孫に「お能はどうだった。お話わかった。」と聞いた私に、最後に役者さんが「本日はありがとうございました。」と丁寧にふかぶかと頭を垂れて、挨拶されたのが一番印象に残ったらしく、声色も真似て何度もお辞儀をしていました。
その様子がおかしくて、大笑いしましたが「それだけでも覚えて来たのは大収穫！！」 何時かお能を見たこと、丁寧なあいさつを思い出すことも有るでしょう。「叱られてしょんぼりするも」気にいった様子でした。
