菅野と佑ちゃんは大違い
日本ハムと、1位指名した東海大・菅野智之投手が7日、初めて入団交渉のテーブルに付いた。
菅野の祖父・原貢氏が指名前に日本ハムのあいさつがなかったことに激怒し、浪人の道を選択することも示唆した。
一方、日本ハム側は「リスクを負ってまで指名したことを熱意と誠意をもって話したい」としている。
「小さいころから特別な球団だと思っていた」という巨人で伯父の原監督と一緒に野球を、という菅野の気持ちはわかる。
しかし、あいさつがあるもないも、本来ドラフトはビジネスライクに割り切ってできたもので、
野球界を知り尽くした祖父なら「どの球団でも頑張ってこい」と励ます度量の広さを見せてもらいたかったが。
本人の意思で浪人するならそれもそれ、鉄は熱いうちに打てという。
長丁場に耐えられる体を作るのがプロの1年目。団体生活の緊張感の中で心身を鍛えるのが野球で、
浪人の身で投球練習しても、力をつけるというより力が落ちないようにという後ろ向きの印象しかない。
20代の若者の1年のブランクは大きすぎる。
一方昨年のドラフトで、日本ハムから1位指名された斎藤佑樹は神宮育ちで在京球団志望ともささやかれた。
しかし、不平や不満は一言も口にせず入団した。
「大学でも一生懸命やってきたので、プロでも一生懸命投げる姿を見てほしい」と会見で言い切り、
好印象をもてる、さわやかなプロ入りだった。
菅野も浪人するなら口ごもったりしないで
「希望する球団ではなかったので、もう1年頑張る」と、若者らしくはっきり意思表示してほしい。
いつまでも、どっちつかずのどろどろした状態が続くようではプロ野球全体にとっての損失にもなりかねないと思うのですが。
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悔しいけど、年金つきのジャイアンツですからね。イマドキの若者は小さいなぁ~
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