大盛況に終った北京オリンピックに続き、
北京パラリンピックが大盛況のうちに終わりました。
共に4年に一度のナショナリズムの発揚の場です。
オリンピックに負けず劣らず感動を与えてもらいました。
地元中国の応援団は
「ジイア・ヨウ」と叫んで、盛んに声援を送っています。
音だけ聞くと何だか分かりませんが、
漢字で書くと「加油」つまり油を注いでがんばれという意味のようです。
そう言えば、
油を断つと書いて「油断」という言葉が日本語に有ります。
日本では「オリンピック」を「五輪」と漢字で表記しています。
世界の五つの大陸
(ユーラシア・北アメリカ・南アメリカ・オーストラリア・アフリカ)を表わす、
大会旗の五つの輪からの発想ですが、
なかなかのアイデアです。
ところで今回の北京オリンピックの漢字表記は、
何と発音するのやら、
何を意味しているのやらさっぱり分かりません。
この「奥林匹克」は漢字の音を用いて、
外国語を写しただけの表記なのです。
日本語の平仮名やカタカナのもとになったのが、
同じように漢字の音を利用した万葉仮名というものでした。
近頃は何でもかんでも、
外国語をそのままカタカナ表記で済ませてしまう風潮があって、
大人達が困っています。
このところ中国でも
若い世代に同じような傾向が見られるそうです。
つい先頃までは、
テレビ局は「電視台」、
コンピューターは「電脳」と言っていました。
発音は違うが、
漢字を見れば何かが分かりましたが「五輪」や「百貨店」など、
チョットひねった漢字への翻訳は、
日本人の得意技で、
中国人も気付かずに使っている言葉が沢山有ります。
しかし叉、
中国人ならではの漢字の訳語も有ります。
単なる音の表記にそれとなく、
意味を含ませたものです。
その傑作が
「口にすべし、楽しむべし」とも読める「可口可楽(コカコーラ)」です。
漢字は其れこそごまんとあり、五万字とも六万字とも言います、
同じ音の漢字が山ほど有ります。
そこで相手を貶めるときには、わざと賤しい文字を選びます。
古代日本は自らの国を「ワ」と称していました。
この東の野蛮国に当てられた文字は
「倭」つまり「チビ」という漢字でした。
これに対し、
アメリカは「米国」ではなくて「美国」
ドイツは「徳国」と記します。
人名でいえば、
ドイツの詩人ゲーテは敬意を込めて「歌徳」と表記されてます。
これもまたうまい語呂合わせです。
さて中国の人達が日常気付かずに使っている日本製の翻訳語は
その大方は、
日本がアジアの近代化の先頭を突っ走っていた時期に造語されたもので、
いまや
「中華人民共和国の社会主義市場経済」は大発展を遂げていますが、
この言葉の中で中国語は「中華」だけで、
それ以外はすべて和製漢語です。
政治、
経済の分野だけでなく、
医学、
自然科学の分野でも、
重要な専門用語のかなりの部分が日本製なのです。
美術・
絵画・
彫塑・
美学・崇高などもそうなんですって。
文字を見れば、
その意味するところが分かるというのが、
漢字文化の優れたところであり、
この翻訳文化が
東アジア全体の近代化に果たした役割は大きかったようです。
そう考えると、
日中両国での、
近年のいかにも安直な外国語の表音表記は、
将来にわたる相互の文化理解の為にも、
ここらで改めて考え直してみては如何でしょうか?
この意見、オヤジも大いに賛成です。
今後の日本は、
中国抜きでは考えられない!!!!
と、
思うんですが?・・
皆さん如何思われますか???
とりとめの無い話でした・・
今日は休日・頭の体操にどうぞ
北京パラリンピックが大盛況のうちに終わりました。
共に4年に一度のナショナリズムの発揚の場です。
オリンピックに負けず劣らず感動を与えてもらいました。
地元中国の応援団は
「ジイア・ヨウ」と叫んで、盛んに声援を送っています。
音だけ聞くと何だか分かりませんが、
漢字で書くと「加油」つまり油を注いでがんばれという意味のようです。
そう言えば、
油を断つと書いて「油断」という言葉が日本語に有ります。
日本では「オリンピック」を「五輪」と漢字で表記しています。
世界の五つの大陸
(ユーラシア・北アメリカ・南アメリカ・オーストラリア・アフリカ)を表わす、
大会旗の五つの輪からの発想ですが、
なかなかのアイデアです。
ところで今回の北京オリンピックの漢字表記は、
何と発音するのやら、
何を意味しているのやらさっぱり分かりません。
この「奥林匹克」は漢字の音を用いて、
外国語を写しただけの表記なのです。
日本語の平仮名やカタカナのもとになったのが、
同じように漢字の音を利用した万葉仮名というものでした。
近頃は何でもかんでも、
外国語をそのままカタカナ表記で済ませてしまう風潮があって、
大人達が困っています。
このところ中国でも
若い世代に同じような傾向が見られるそうです。
つい先頃までは、
テレビ局は「電視台」、
コンピューターは「電脳」と言っていました。
発音は違うが、
漢字を見れば何かが分かりましたが「五輪」や「百貨店」など、
チョットひねった漢字への翻訳は、
日本人の得意技で、
中国人も気付かずに使っている言葉が沢山有ります。
しかし叉、
中国人ならではの漢字の訳語も有ります。
単なる音の表記にそれとなく、
意味を含ませたものです。
その傑作が
「口にすべし、楽しむべし」とも読める「可口可楽(コカコーラ)」です。
漢字は其れこそごまんとあり、五万字とも六万字とも言います、
同じ音の漢字が山ほど有ります。
そこで相手を貶めるときには、わざと賤しい文字を選びます。
古代日本は自らの国を「ワ」と称していました。
この東の野蛮国に当てられた文字は
「倭」つまり「チビ」という漢字でした。
これに対し、
アメリカは「米国」ではなくて「美国」
ドイツは「徳国」と記します。
人名でいえば、
ドイツの詩人ゲーテは敬意を込めて「歌徳」と表記されてます。
これもまたうまい語呂合わせです。
さて中国の人達が日常気付かずに使っている日本製の翻訳語は
その大方は、
日本がアジアの近代化の先頭を突っ走っていた時期に造語されたもので、
いまや
「中華人民共和国の社会主義市場経済」は大発展を遂げていますが、
この言葉の中で中国語は「中華」だけで、
それ以外はすべて和製漢語です。
政治、
経済の分野だけでなく、
医学、
自然科学の分野でも、
重要な専門用語のかなりの部分が日本製なのです。
美術・
絵画・
彫塑・
美学・崇高などもそうなんですって。
文字を見れば、
その意味するところが分かるというのが、
漢字文化の優れたところであり、
この翻訳文化が
東アジア全体の近代化に果たした役割は大きかったようです。
そう考えると、
日中両国での、
近年のいかにも安直な外国語の表音表記は、
将来にわたる相互の文化理解の為にも、
ここらで改めて考え直してみては如何でしょうか?
この意見、オヤジも大いに賛成です。
今後の日本は、
中国抜きでは考えられない!!!!
と、
思うんですが?・・
皆さん如何思われますか???
とりとめの無い話でした・・
今日は休日・頭の体操にどうぞ
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