オヤジのひとり言

好奇心一杯のオヤジ田舎暮し蕎麦打ち陶芸からヨットレース情報マデお役立ち情報や業界の裏話も有 最近ロードバイクにハマッテ枡

「祇をん」さんのおけら詣り

2009年12月20日 | Weblog
12/20

「おけら詣り」

京の大晦日の風物詩

おけら詣りは京の人にとっては重要な歳時です。

この一年の無事を感謝し

迎える歳の幸せを願って祈る為

大晦日の夜、

祇園八坂神社の境内で焚かれる

「おけら火」を求めて、


多くの老若男女・善男・善女が八坂神社を訪れる行事です。

「おけら」は「朮」と書いて、

白い髭のような花を咲かせる菊科の植物だそうです。

古来、

薬草として珍重されてきたことから

この花を燃やした火「おけら火」で

お雑煮を炊いて初春を寿うと、

新しい歳を無病息災で幸せに過ごせると信じられ、

縁起物のお屠蘇にも調合されるものです。

大晦日の除夜祭の後、

おけらと「おけら木」を盛った鉄燈籠に火が移され、

その火を「吉兆縄」と呼ばれる細縄に火を移して

この火を頂き、

火が消えないようにクルクル回しながら

家路に急ぐ人々の気ぜわしく歩く様子か゜

迎春気分をよりいっそう盛り上げます。

この歳時の起原は、

氏神から授かった火を自宅の竈に移し、

火もまた生まれ変わることで

清々しく新年を迎えたという風習や、

八坂神社で行なわれていた

「削り掛けの神事」が由来であるとも、

他にも様々な説が有るようですが??


京都人ならずとも今年の大晦日は、

八坂神社の「おけら詣り」で聖火を授かって、

清新な気分で新年を迎えてみるのも、

如何ですかなっ

じゃっ・・また

  

最新の画像もっと見る

コメントを投稿