My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

暖かい冬

2009-02-14 11:37:37 | 独り言
まったくの個人的な感覚ですが、一日の最高気温が10℃、最低気温が5℃未満だと冬だなーと感じます。

私が小学校6年生(1980年)の1月は最高気温10℃未満の日は20日間、最低気温が5℃未満の日は25日間でした。最高・最低気温の月平均はそれぞれ9.9℃と3.6℃です。

今年の1月はと言うと、最高気温10℃未満の日が11日間、最低気温5度未満は18日間でした。最高・最低気温の月平均はそれぞれ11℃と4.6℃です。

1年だけ取り出して比べても意味が無いのですが、今年が暖かい冬であることは間違い無さそうです。

今日の当地の予想最高気温は24℃。外でも半袖で十分です。
ところが、月曜日の予想最高気温は10℃ということなので体調管理に気をつけたいと思います。

明日は山焼きに参加予定です。

太陽光発電に対する補助制度について

2009-02-13 20:40:41 | 独り言
国の一般住宅用太陽光発電装置の設置に対する補助金が復活したのですが、「自治体の補助制度との併用はできません」とか「3kw未満のシステムは補助対象外」です、などと嘘を言っている業者がいるらしい。

おそらく、国への補助申請を代行するのが面倒だったり、とっとと取り付けを済ませてしまいたいというような、いい加減な業者に違いない。太陽光発電の取り付けを予定している方は注意しましょう。

今回の国の制度では、設置単価がkw当たり70万円以下ということになっているのだが、これが何となく中途半端な気がします。不当に高額な業者を排除したり、コストダウンを狙っているのかもしれませんが、当町への補助申請を見ていると、最近多い新築の際のシステム設置はそもそもほとんどの場合kw70万円を下回っています。

逆に効率の良い一部の太陽光パネルの場合、現時点ではkw70万円を下回るのが困難な場合もあると思います。この制限が効率の良いパネルの価格を引き下げるように働けば良いのですが、むしろ選択肢から排除されるような結果にならないのかと心配します。

短期間で変わってしまうのでどの首相の時だったか忘れましたが、太陽光発電の価格を半額にすることを目指すと表明していました。しかし、これを聞いたら普通の人は、もう少し待ってみようと思うのではないでしょうか?

早く導入した人ほど得をするような制度設計をするべきではないでしょうか?

国内も熱くなるようならけっこうです

2009-02-12 20:16:31 | 風車日記
今日の日経朝刊の記事です。

『富士重工業や日本製鋼所など機械関連メーカーが相次ぎ国内向けの風力発電機事業を拡大する。富士重工業は日立製作所と共同で大型機を開発し、まず20基以上を製造する。日本製鋼所も今年度の十数基から80基に大幅増産する。三菱重工業は3年ぶりに国内での受注活動を再開する。景気の低迷で機械関連の市場が軒並み縮小するなかで、風力発電機は数少ない成長分野。今後はメーカー間の競争も激しくなりそうだ。』

実績からすれば三菱重工がダントツです。このところの不景気で少し余裕ができたのでしょうか。国内での受注再開だそうです。富士重工は後発ですから、真っ向勝負を避けてダウンウインド風車で勝負というところでしょうか。山の上の吹き上げ風に強いそうですが、風向計がブレードの風下にくるアップウインド風車と比べて、風向を正確に捉えることによる発電効率のアップも見込めるようです。

日本製鋼所は同期発電機ということで、ギアレスですからメンテナンスや騒音の面でメリットがありそうです。系統に優しいのも良い所ですね。

個人的にはそれぞれの値段に興味がありますが、残念ながらわかりません。誰か内緒で教えてくれる方はいないでしょうか?(笑)。kWあたり15万円ぐらいで買えるのでしょうか?

今日は公共交通維持のための会議出席のため副町長の代理で静岡へ出張してきましたが、1時間半の予定の会議が30分近くも押しました。議論が白熱しての結果なら止むを得ませんが、単に最初から時間配分に無理があったことは明白です。だいたい何で会議開始が2時半なんだろう。

問題はやるかやらないかだ

2009-02-11 19:55:52 | 独り言
一昨日、国の政策のしょぼさを嘆いたのですが、昨日の夕刊と今日の朝刊(日経)に続けざまに興味深い記事が。

夕刊は環境省が行った自然エネルギー可能性の試算について1面に掲載されていました。05年との比較で20年には太陽光発電26倍、風力発電10倍、小水力15倍、地熱2倍だそうです。だたし、産業界との調整など実現に向けた課題は多いとも記されています。これが実現すれば雇用創出60万人だそうです。

朝刊の方は自民党が検討している「低炭素社会づくり推進基本法(仮称)」の素案についての記事です。原発稼働率を90%に向上させ、自然エネルギーの固定価格購入制度を導入し、日本型の国内排出権取引を導入することなどが柱です。

問題はどちらも実現するかどうかです。単なる作文に終わっては意味がありません。抵抗勢力も多そうです。温暖化対策も総選挙の争点にして欲しいと思います。

明日は、公共交通(バス)維持関係の会議で静岡出張です。あまり出張の多くない職場ですが、今月はちょくちょく席を空けねばなりません。

へこみます

2009-02-09 21:48:09 | 独り言
定額給付金事務のシステム開発に予想以上に時間がかかりそうです。
やはりこういうときは、大手ベンダーの方が頼りになるのだろうか?まあ、粛々と作業を進めるだけです。

最近、イギリスやフランスなどがどんどん強力な温暖化対策を導入するのを見て、何だかへこんでます。我が国の対策はあまりにお粗末ですが、やはり政治のリーダーシップ欠如が大きな原因でしょう。

簡保の宿なんてどうでもいいのだ。

シンポジウムは中継してください

2009-02-08 21:32:14 | 独り言
昨日は東大安田講堂でシンポジウムに参加しました→地球温暖化問題 議論から行動へ~低炭素社会の実現に向けて~

前半は、小宮山東大総長、松橋東大大学院教授、一方井京大教授の講演で、後半は松橋、一方井両教授に加え、大野東京都環境部長、大林駐日英国大使政策アドバイザー、小林三菱化学社長、清水日経新聞論説委員、湯原東大特任教授によるパネルディスカッションでした。

前半終了時点で35分も押してしまったのですが、責任の大半は小宮山総長の責任です。講演は非常に気持ちが伝わる良い内容だったのですが主催者としては完全に失格ですね(苦笑)。

シンポジウムの結論は、2050年二酸化炭素85%削減に向けて、行動を起すべきだということです。小宮山総長はこの85%削減を誰もが達成可能だと考えていないことが問題だと言ってました。

建物の断熱化、古い家電の買い替え、太陽光・風力発電の導入など現在可能な技術を総動員するだけでも相当の部分は達成可能だと力説していました。また、小宮山、松橋両教授とも、再生可能エネルギーの不安定さは系統をコントロールする技術を突き詰めて行けば必ず解決できる問題だと自信を持って発言していました。
小宮山総長は技術者にとってはやりがいのある、おもしろい研究対象だとむしろ嬉しそうでした。

現在、太陽光や風力発電が全体に占める割合はごくわずかだが、原発の商業炉1号が完成してから、発電量の1%を占めるようになるまで30年かかったというような話もありました。

また、二酸化炭素85%削減のためにはライフスタイルを変えること(省エネ)はもちろん大切だが、それだけでは全体としては大きな成果にはつながらないというような発言もありました。

パネルディスカッションは、時間が押していた上に、更に一人ひとりの発表が長くて、残念ながらディスカッションの時間はまったくありませんでした。パネリストはそれぞれ専門家なので、自分の研究に関することを1時間でも2時間でも話がしたい人たちばかりですから、話を手短にと言っても無理無理ですね。

その中では東京都の野心的な取組みと、三菱化学の社長から原油は遠くない将来枯渇するのだから、発電には石油は使わないようにしないとマズイと言っていたのが印象的でした。個人的には車も別の方法で動かすようにしたいですね。

おそらく自分が知る以上に原油が原料になっているものは多そうです。まあ、普段意識していませんが農業さえ油がなければまったく成立しないわけですから、原油の枯渇を考えると恐ろしいことです。

先日、日経のしょもない記事(地球寒冷化)について触れたのですが、今回のパネリストの日経の論説委員も酷かったな。日経サイエンス編集長や科学技術部長を務めていたそうですが、空気が読めずに司会者から急かされてました。

終了時間も押したので、慌てて新幹線に飛び乗って帰ってきました。こういうシンポジウムがインターネットで中継されると地方に住む者としてとても助かるのにと思います。おもしろそうな催しが無いかと時々、チェックしているのですが、スケジュールや懐具合で参加できないことがしばしばです。

今日はボランティアで雛のつるし飾りの道案内をしたのですが、それにしても暖かかったです。家に帰ってきたら末っ子が半袖で遊び回っていました。

地球寒冷化?

2009-02-05 20:00:38 | 独り言
先日(2/2)の日経新聞に「地球の気候当面寒冷化」という記事が掲載されました。

内容は
○最近約10年間に観測された地球の平均気温には上昇傾向は見られない。
○2008年の平均気温は21世紀に入ってから最低。
○IPCCの予測結果と異なる傾向となったのは、自然変動による低温現象による。
○当面、地球の気温は寒冷化に向かう。

大雑把ですが、こんな感じです。

これについて、江守正多さん(国立環境研)は、『IPCC報告書に載った将来気候のシミュレーションでは、でっこみひっこみは均されているので、最近の観測データと食い違って見えるだけで、IPCCの予測が外れたとの批判は当たらない』というようなことをコメントしています。(相当意訳してあります)。

一方、赤祖父俊一さん(アラスカ大学名誉教授)は、『IPCCは予測の誤りを認め、直ちに公表すべきではないか』とコメントしています。

ちなみに赤祖さんはオーロラの研究者です。『その道』では権威のようです。

また、2008年の気温は21世紀に入って最低とのことですが、21世紀に入ってまだたったの8年ですよね。気象庁のデータでも、2008年の世界平均気温は歴代10位(1891年以降)の高さです。陸地のデータだと、歴代8位(1880年以降)の高さです。

今回の記事では「専門家の間で気候は当分寒冷化に向かうとの見方が強まってきた」とか、「気温低下の原因として専門家が有力視しているのが、海の自然変動の影響」なんて書いてますが、この専門家っていったい誰のことなんでしょうか?

何となく専門的と思われている日経新聞でも残念ながらこの程度です。(経済以外は専門外?)。

今回紹介した内容は相当、大雑把にまとめてあります。興味のある方は新聞をご自身で確かめてください。


定額給付金。特に進展ありません。

2009-02-04 20:35:41 | その他の仕事
今日は定額給付金やその他もろもろ国の補正予算による経済対策関連の交付金についての会議に出席するため県庁に行ってきました。

10年近く前は車で県庁へ出張することもあったのですが、その後、交通事故予防や温暖化対策の観点から電車で出張しています。電車だと行き帰り、本や資料を読むこともできますし。

で、定額給付金については目新しい情報はありませんでした。県も何もしないわけにはいかないので、アリバイ作りのために会議を開いているのでしょう。市町からは色々と質問が出ますが、国で詳細が詰まっていないので県としても当然答えられることには限りがあるので辛いところですね。ちょっと同情します。

それにしても盛りだくさんの内容で会議2時間という設定は無理がありました。会議後、定額給付金の担当者だけ残り事務連絡がありましたが、どの市町も聞きたいことがたくさんあるので、結局30分以上押して散会となりました。おそらくまだまだ質問したい市町があったのではないでしょうか。

多くの自治体の給付開始は4月中旬以降になるのでは?という感触でした。国は3月中の支給開始を目指せと言ってますが、なにせ自治事務ですから~。ところで、当町は企画調整課で事務を担当しますが、総務課で担当する自治体はこれで4月若しくは5月に解散総選挙、なんてことになったら目も当てられませんね。

システム会社等に業務を委託する自治体では、申請書発送後が本当の勝負ではないかと思います。給付事務に携わる皆さん、頑張りましょう。

2008年 世界の風力発電導入量

2009-02-03 19:57:00 | 風車日記
2008年の世界の風力発電導入量です。

 国 名    新規導入量    累計 
アメリカ     8,358MW    25,170MW
ドイツ      1,665MW    23,903MW
スペイン      1,609MW    16,754MW
中国        6,300MW    12,210MW
インド      1,800MW     9,645MW
イタリア     1,010MW     3,736MW
フランス       950MW     3,404MW
イギリス       836MW     3,241MW
デンマーク      77MW     3,180MW
ポルトガル       712MW     2,862MW

日本        356MW     1,880MW

アメリカが2008年末の段階で世界一になるとは
思っていませんでした。

アメリカと中国の新規導入量は圧倒的です。
今後もこの二カ国が世界の風力発電を牽引する
ことになるのでしょう。

意外だったのは、イタリアが100万kw以上も新規
導入していることです。

それに比べて日本は・・・・・