簡保の宿

昨日、島根県企業局の風力発電についてエントリーしましたが、そう言えば北海道企業局の風力発電も規模は小さいのですが、しっかり情報公開されています。→風力発電所の現況について
昨年の風力エネルギー利活用シンポジウムにも職員が出席して盛んに質問していました。自治体職員ももっとたくさん参加するようになれば良いのにと思います。

簡保の宿の報道でちょっと気になることがあります。
2,400億円で取得したものを109億円で売るのは、非常識でけしからん！といのは庶民感覚としてはもっともなことですが、2,400億円は埋没費用なので、現在いくらで売るかということとは、切り離して考えないといけませんね。
大切なのは公正な入札が行われていたのか？ということです。もちろん、何で簡保の宿なんか造ったのか？というのは追及する必要がありますが。

マスコミ的には視聴者の関心を引く事の方が大切なのでキャスターに経済学は必要ありません。これは経済問題に限ったことではないので、テレビ、新聞で報道されていることが正しいとは限りません。商売だから仕方ないのでしょうか。