以下は産経新聞の記事です
『東京電力は15日、静岡県東伊豆町と河津町に建設予定の東伊豆風力発電所新設計画が両町から同意されたと発表した。平成23年10月に総出力1万8370キロワットの風車11基を稼働させる。風力発電の新設で、一般家庭2400世帯分に相当する二酸化炭素(CO2)の排出量1万3000トンの削減効果を見込む。東電は12年3月から東京都八丈島で 500キロワットの風力発電所を導入しており、東伊豆で2件目。清水正孝副社長は「地球環境問題の改善に役立てたい」と話した。』
以上、引用終わり。
紆余曲折がありましたが、ようやくスタートラインに立ちました。
東京電力初のウインドファームですから、当町にとっても相当の宣伝効果が期待できます。また、38,000人余の社員の方達にも東伊豆町を贔屓にしてもらえるような方策を考えたいですね。
今日は新任教諭2名を研修目的で風車に案内したり、打合せが3件あったりで忙しない一日でした。
打合せのうち一件はドップラーライダによる風況観測についてのものです。どんな機械でどんなふうに観測するのか興味津々です。今月末か来月初めには最初の観測を実施する予定だそうです。楽しみです。
『東京電力は15日、静岡県東伊豆町と河津町に建設予定の東伊豆風力発電所新設計画が両町から同意されたと発表した。平成23年10月に総出力1万8370キロワットの風車11基を稼働させる。風力発電の新設で、一般家庭2400世帯分に相当する二酸化炭素(CO2)の排出量1万3000トンの削減効果を見込む。東電は12年3月から東京都八丈島で 500キロワットの風力発電所を導入しており、東伊豆で2件目。清水正孝副社長は「地球環境問題の改善に役立てたい」と話した。』
以上、引用終わり。
紆余曲折がありましたが、ようやくスタートラインに立ちました。
東京電力初のウインドファームですから、当町にとっても相当の宣伝効果が期待できます。また、38,000人余の社員の方達にも東伊豆町を贔屓にしてもらえるような方策を考えたいですね。
今日は新任教諭2名を研修目的で風車に案内したり、打合せが3件あったりで忙しない一日でした。
打合せのうち一件はドップラーライダによる風況観測についてのものです。どんな機械でどんなふうに観測するのか興味津々です。今月末か来月初めには最初の観測を実施する予定だそうです。楽しみです。
って感じでしょうか(笑)
※出力から逆算すると、これスペインのエコテクニアの風車じゃないですか?
まだ「予定」ということのようですが、この出力だとエコテクニアですね。スペインも山岳国のようですから日本に適応できるのかもしれません。
以前kynthmさんが、「どうも伊豆は系統制約が・・」と仰っていたので、難しいかな。。。と思っていたのですが、嬉しい誤算です。
やはり餅は餅屋といいますか、電力会社が自社でやってくれるのは、系統との接合面で安心感があります。おそらく系統線の強化も一部でされているのかもしれませんね。そうしたトータルな投資がやっぱり大事です。
以前、中部電力の方が、おそるおそる「我々も事業者補助金使えますか?」と聞いてこられたことがありました(微笑)。
おそらく「大電力会社が補助金もらうのは怪しからん」と世間から後ろ指をさされることを懸念されたのでしょう(微笑)
答えはシンプル。「もちろん使えます。」です。それは、どの企業が建てるかではなく、風力を推進したい、しかし、コストが高いので補助をする、というロジックからして、どこにも電力会社が使ったてはいけないとは書いていないからです。こんなところで、窓口規制で、明文にもないことで「大手電力はご遠慮下さい」というはずがありません。
むしろ、大歓迎なのです。系統線を知り尽くした方々が建てて下されば心配が減ります。現に提案されていた2カ所のサイトは、なるほど系統線の大動脈にほど近く、負荷変動も容易に吸収可能だろうなと素人目にも分かるものでした。流石!と呻ってしまいました。不安定な風力の電力を入れるには、それこそ点滴や静脈注射じゃないですが、末端の毛細血管で入れたら大変で、やはりそれなりの太い血管に入れていかないといけないように、系統線との接続は大事な考慮要因ですね。この辺のバランスは、企業がバラバラだと複雑な情報の非対称問題で最適解に到達できないということが起こりやすくなりますね。
昨年度の補助は倍率がきつかったので、結果はどうなったか知りませんが、電力会社が建てる風力発電が、日本の風力発電に新境地を拓いてくれることを大いに期待しています。
やはり伊豆の素晴らしい自然には、(色々議論はあるでしょうが)環境に優しい再生可能エネルギーの代表格である風車に頑張って欲しいですね。
そして、むしろ風車群が地域のシンボルとなって、むしろ観光や地価上昇に貢献してくれたらいいなぁと願っております。
東電管内には風車適地はそれほど多くないと思うので、今後は資本力を生かして海に出て行くことに期待したいと思います。そこまで行けば本気だと信用しても良いかな?と感じます。
とにかくどんなにいい所があっても、まずはお客さんに来てもらわないことには話になりません。その辺がわからない困った人がいるんですね。当町の宿泊客は右肩下がりなのですから、今のままで良いはずがありません。
今日、ロンドンにある再生エネの世界的調査機関
の方と電話で話したのですが、「伊豆の計画発表
になったね」と、先刻ご承知でした。
まあ、プロ中のプロなので、驚くことはなかった
ですが、それにしても情報は千里を走るですね。
それだけ情報発信の仕方によっては東伊豆の素晴
らしさを発信できると思います。
吊し雛も、ローカルだけでなくグローバルに展開
してみると凄いことになるかもしれません、、、