My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

つくば市風車問題(事件)の驚くべき実態について

2006-02-04 17:21:35 | つくば市風車問題

http://www.asahi.com/ad/clients/waseda/opinion/opinion157.html#profile広告特集:早稲田大学←早稲田大学が朝日新聞に掲載した広告です。つくば市で許しがたい問題を起こしている風車を宣伝しています

平成16年度に発注されたつくば市の風車設置は5本の工事に分けて発注されています。どういう理由かはわかりませんが、複数の企業にJVを組ませています。そして驚くべきことは、5本すべての入札で請負比率が97%以上だということです。つくば市の電気工事業界の団結の強さがうかがわれる数字ですね。すべて異なる事業体が落札しています。
大きなお世話ですが、つくば市民の皆さんは市が発注している公共工事についてすべての請負比率を調べてみたほうがいいですよ。

この事件(あえて事件と呼ばせてもらいます)では他にも驚くべき事実が明らかになっています。

市当局が風車の種類は選定委員会で決定したと答弁しておきながら、実は選定委員会は実態の無いものだったり、設置した風車より性能の高い大型の風車で発電量を計算していたり 。

その挙句市長が「あまり動いてなかったので、いつになったら動くんだろうと素朴な疑問を持っていた。まさかそんなに低いとは思ってなかった」、とか、「自然エネルギーを実用化する難しさを考えさせられた。設計上の問題か工事上(の問題)か分からないが、子供たちに環境教育をするには非常にいい事業」などとまったくことの重大性を認識していない、というかまったく当事者能力の有無さえ疑ってしまうような無責任極まりないコメントを出している。

このコメントに関しては何から何まで頭にくるが、子供達の教育の場で起きたからこそなおさら深刻で責任が重いのだということをまったく自覚していないことに腹が立つ。

大型風車を建てる場合、3つの道がポイントだと言われている。
その3つとは、「風の道」、「車の道」、「電気の道」のことで、風が良く吹き、風車を運搬する道路があって、発電した電気を送る電線がある場所のことを指している。

この中で最も基本的でなおかつもっとも重要なのは、当たり前だが「風の道」だ。風が吹かなければ、風車を建てた後に努力してもどうにもならない。と言うか、こればっかりは努力のしようがない。当然のことながら、これは小型風車にも共通したことです。

いったい誰がどのような目的でこの事業を企画立案して、それを承認したのか?そしてなぜ、早稲田大学だったのか?議会はこの問題をどれだけ調査追及しているのか?補助採択した国はこの件に関してどのように考えどのように行動するのか?誰がどのような形で責任をとるのか?

つくば市民の皆さん、この事件をうやむやにだけはしないでください。

今日は目が覚めると、自宅の周りがうっすらと白くなっていました。雪です。雪はこの冬3回目ですが、家の周りが白くなったのははじめてなので、子供達は大喜びでした。

土曜日ということで仕事は休みなのですが、風車見学の申込みがあったので風車へ行きました。静岡県小山町の方たちが20人ほどで風車の見学に来ました。視察というよりは、バス旅行といったところのようで、アルコールが入っている方もいて賑やかでした。シラフの団体より質問がたくさん出たような気がします。

自分が風車の担当をしている間は、都合さえつけば、休日でも風車の案内をしていますので、役場までお気軽にご連絡ください。(なるべく早めに)

小山町の人たちが来る前に雪の様子を確認するために事前に風車へ行ったのですが、風車サイトの外気温は日中にもかかわらず、2.3℃でした。雪も舞っていてさすがに寒かったです。それでも、フリーで風車を見に来た車が3台ほどいました。また、歩いて風車サイトまで上ってきた人も何人かいました。

偶然、風車を開けているところに来た人に「中を見せてもらっていいですか?」と声を掛けられました。「どうぞ」と言うと、「こんなチャンスはめったにないから今日はラッキーです」と言って風車の中の写真を撮っていました。こちらまでなんだかうれしい気持ちになりました。


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37 コメント

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早稲田大学広告ページが復活 (カリブの海賊)
2008-04-04 00:23:02
朝日新聞WEBで広告記事になっていた
早稲田大学橋詰教授とつくば市のダリウス・サボニウス風車のかかわりを示すウェブサイトhttp://www.asahi.com/ad/clients/waseda/opinion/opinion157.html
一時、消されていたはずなのですが、今検索したら、出てきました。
どういうつもりなんでしょうか?
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強風で破損 (なんなんですかこれは)
2008-04-03 23:16:28
“回らぬ風車”が強風で落下 和解協議への影響必至 茨城
 茨城県つくば市が早稲田大などを相手取り損害賠償を求めている「つくば風車裁判」で、境田の谷田部南小(樫村康司校長)の校庭に設置された発電用風車の羽根の一部が強風で落下していたことが2日、分かった。けが人はなかった。
裁判で同市は、風車がほとんど発電しなかったことに対する損害賠償とともに、「安全性の確保」も求めている。今回、“回らぬ風車”が風で落下したことで、現在進められている和解協議の行方にも大きな影響を与えそうだ。
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問題だらけですね (kynthm)
2007-07-25 22:56:34
ノッコンの助さん、コメントありがとうございます。
今でも、つくばの風車の記事には毎日確実にアクセスがあります。それだけ、注目の高い事件だったということだと思います。

私もずっと気になっていますが、その後、裁判の進捗状況についてはニュースが入ってきません。

私は実績もない風車を選定したり、そして何より風の吹かないところに風車を建てたことが問題の本質だと考えていますが、風車メーカにも問題ありということですね。
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つくばの風力 (ノッコンの助)
2007-07-24 16:19:40
風力発電を愛する一人です。
最近、つくばの問題はどうなったのでしょう?
まだ係争中ですか?
市と大学がとやかく言われたままですが、メーカーの問題が何も問われていませんが・・・・
こんな話も有るかなと云う程度で聞いてください。
メーカーの事。
 製作当初
 ・A社に試作機から製品数台迄を設計製作依頼
 ・大手Y電機製発電機を使用
 2~3年目、金銭的に困窮して支払が滞る。
 ・各会社が注文には前金を要求
 ・Y電機が在庫発電機を回収
 打開策
 ・大手上場企業の子会社K社に製作話しを持ち掛ける。
  (新分野なので飛びつく)
 ・台湾製発電機を購入(大手商社T社)
  (つくば向けに初めて使用)
 ・動力部機構の大幅な設計変更。
 ・投資先を開発、資本金増資。
 ここでの問題点
 ・K社は風力の知識、設計製作組立調整等の経験浅い中  での製作施工。
  (10KWタイプはY電機製使用が1台のみ)
 ・発電機の無負荷消費動力が5kgf-m前後と極大(中に  は3.5kgf-m程度も有る。(風速5m/sec.から動くか  な?)
 ・新発電機使用にもフィールドテスト等せず。 
以上ですが胸にモヤモヤしていた物を出しました。
今の発電機の消費動力は1.8kg-m前後だそうナ?
それでも大きいなあ。
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そうは言っても残念です (kynthm)
2007-01-11 23:13:03
裁判の行方はその後どうなっているのでしょうか。
回らない風車をそのままにしておくことは、事件の風化を防ぐ効果はあるのかもしれませんが、残念です。
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それでも (デモクレトス)
2007-01-11 23:09:02
巨額の予算の無駄。公務員の無能さ。官僚と大学がろくでもないやつだということ。つくば市がだらしない都市だってこと。市民の民意が低すぎること。召使の行動も管理できないなさけないご主人はやっぱり馬鹿としか言えない。そういったことに焦点が当てられ、住民の意識改革にいくらかでも貢献してることにこそ今回の事件の価値があるのです。問題の発電機は長く子供たちの反面教材として保存しましょう。まあ、ベルリンの壁のようなもんですね。
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一事が万事? (kynthm)
2006-07-12 21:30:22
確かにただ単に、風車が回らなかったというだけではすまされない根深い問題があるように思います。



一事が万事とは言いませんが、つくば市の体質そのものに根本的な原因があるのかもしれませんね。例えばその他の公共事業は公正に行われているのか?というようなことまで勘繰りたくなってしまいます。
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OBとして (カリブの海賊)
2006-07-11 22:05:52
本当にOB(しかも橋詰と同じ機械工学専攻)として情けないというか、悲しいというか。

だから、あえて逆に今回の問題は自分のHPとブログで徹底追及することにしました。

ひとりの風力発電ファンとしては、とても悲しいことですが・・・

今回の最大の問題点は

設置された風車がメーカーのイーアンドイー+早稲田大学+日本工業大学の共同開発品である前提で

■事前調査・・・早稲田大学(1750万円)

■風車選定委員会・・・日本工業大学助教授がメンバー

■選定された風車・・・イーアンドイー

であるという事です。

もう、この時点で、橋詰教授の辞表1枚では済まない話です
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何やってんでしょう (kynthm)
2006-07-11 19:04:37
確かに最近の早稲田大学はひどいですね。すべての膿を出して、初心に帰って出直してもらいたいですね。
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早稲田の伝統? (ハナチャン)
2006-07-11 13:03:20
このところ、科学の世界では、早稲田はその信頼をなくしている。科学者としての倫理観が無い方が早稲田の先生としての資格という基準を世間にディスクロージャーされたましたですね。いい加減な仕事を頼むなら早稲田と言うことにならないよう甦生して欲しいなぁ。
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そうですね~ (地球大好き!)
2006-07-01 12:04:44
そうですね、機会があったら聞いてみましょう。。。

ところで、コメントに私の名前、うっかりして入っていました^^;これ、消したいのですが。。。お手数をおかけしますmOm
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裁判係争中 (kynthm)
2006-07-01 12:01:29
の削除は無いとは思いますが。
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朝日広告は保存したが (カリブの海賊)
2006-07-01 11:36:46
つくば市のHPも証拠保全しておかないと、アセアセ

たまに部分修正して誤魔化す例もあるし、イソガネバ
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朝日広告は保存したが (カリブの海賊)
2006-07-01 11:36:46
つくば市のHPも証拠保全しておかないと、アセアセ

たまに部分修正して誤魔化す例もあるし、イソガネバ
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つくば市のホームページは? (kynthm)
2006-07-01 09:17:51
地球大好きさんありがとうございます。

アサヒ・コムの宣伝記事も問題ですが、市民としてつくば市のホームページについてはいかがでしょうか。



環境課のまほろば事業のサイトでは、問題の風車があたかもすばらしい風車のように掲載されていますし、風力発電を組み込んだまほろば事業についても何もしらない人が見たら、実にすばらしい事業だと勘違いしそうですね。



これだけ問題になっているのにホームページを削除しないのには何か意味があるのでしょうか。
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学生も被害者では? (kynthm)
2006-04-26 21:57:08
私も早稲田の学生がこの程度のレベルとは思えません。むしろ、一生懸命勉強しているのにこのような事件が起きてしまい、肩身の狭い思いをしているのではないかと思うと、学生も被害者なのかもしれませんね。
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あぶないところだったのかも (早稲田理工OB)
2006-04-26 21:36:56
早稲田/理工学部機械工学科出身のものです

確かに橋詰研究室ってありましたね。当時は助教授だったかな、よく覚えていない。その時は、単位が取りやすいとか不純な動機で研究室を決めましたが、覚えているってことは、選択肢として考えていたに違いないので、いま考えるとぞっとします



>おそらく、大学院生や学部学生などエンジニアとしては未熟な者に丸投げして

いや、今の小中高学生のほうが、遥かに風力について勉強していますよ。エネルギーは風速の3乗に比例する、地震の震度とエネルギーの関係と同じくらい基本的なことだと思うので、そうだとしたら早稲田のその研究室の学生のレベルが疑われますね
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誠実さに欠けていますね (kynthm)
2006-04-26 21:29:46
Kirkさんコメントありがとうございます。



1,750万円という金額を聞いた時には、何かの間違いかと思いました。当町風車は総工費約5億円ですが、環境調査、機種選定、設計等を含んでもこの半分程度の委託料でした。



一番の問題は風力発電が成立しない場所に風車を建設したことだと思います。橋詰教授の人柄等はまったく知らないのですが、研究者としての矜持を持ってもらいたいですね。
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通りすがりの者ですが。。 (Kirk)
2006-04-26 19:53:32
昨日、NHKニュースを見ていたら、つくば市と早稲田大学で風車問題で裁判云々というのを耳にし、はっと気がついたら終わっていたので、ネットで検索したら、やはり橋詰教授でした。若かりし時の橋詰教授を知っている者です。彼の指導教授であったMach先生(故人)は非常に立派な方で、多くの弟子を育てました。その一番弟子が彼です。Mach先生は早稲田の教授の座を彼に譲り、日本工大の教授になったので、それ以来の関係と思います。

中立な立場で内容を見てみますと、コンサルタント契約の内容にもよりますが、1750万円の報酬という額から推察すると、早稲田の非が7割、つくば市の非が3割というところではないでしょうか。自動車業界であれば即刻リコールでしょうけど。根拠は、

(1)1750万円という額から推察すると、早稲田の責任としては、環境調査、設計、シミュレーション検証、小規模実験すべてを包括すると考えられ、おそらく大部分が誠実に履行されていないと考えられる。また、つくば市も、アウトプットを正確に査定する責任を履行していなかったと考えられること。

(2)専門家という立場でありながら、設計目標を達成していないにもかかわらず、適切な処置を行っていないと思われること。

です。おそらく、大学院生や学部学生などエンジニアとしては未熟な者に丸投げして、チェックしていなかったんではないでしょうか?

橋詰さん、Mach先生が草葉の陰から泣いていますよ。。。。。
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言われてみると (kynthm)
2006-03-20 23:53:32
サボニウス部分は単なる始動用で、実際の発電はダリウス部分が担っているものと単純に考えていましたが、確かに別々に回した場合に回転数が遅い方が、共通の軸上で回した場合は抵抗になってしまいそうな気もしますね。技術的なことはわからないのですが、どうなんでしょうか。
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装置も問題があるのでは・・・ (風小僧)
2006-03-20 23:37:30
風車の設置場所と風速のことも問題ですが、装置自体に設計的な欠陥があるように思われます。



ダリウス・サボニウス併結形風力発電機と称していて、二つの異なった羽根が共通の軸に結合されています。両方の特徴を持たせたつもりのようですが、実際に単独で回転させたら同一風速で同一回転数になることは無いと思います。どちらかの遅い羽根がブレーキ作用になっているはずです。



2m/sの風速で運転を開始すると言う事は、多分起動トルクは風から得るのでなく、自分の電気でモーターを動かしているのだと思います。このために電気を使ってしまって(風速が上がらないと)、発電より消費に使われてしまうのではないかと思っています。



多分、教授と研究室のチーフのアイデアで開発したのだと思いますが、学生では欠陥があるとは言いづらいのかとおもいます。



風力発電の業界は、各メーカー殆ど利益なしの激烈な競争状態で性能アップやコスト低減の為に総力を挙げている状態ですが、そんな中に素人が知らずに入ってきてしまった様な状況かと感じました。

それにしても、よくコンナ企画が実施されたと思います。

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学生さんもある意味被害者ですね (kynthm)
2006-03-20 20:31:32
風小僧さん、早稲田大学にも日本工業大学にも志をもって研究に励む立派な学生が数多くいるものと思います。



今回の事件はそのような学生の皆さんにとっても、許しがたい出来事ではないでしょうか。



小型風車には微風から風車が回すことを目的に、電気的なアシスト機能がついているものもあるようですが、今回の風車のそのような機能があるのかは不明です。(個人的には無駄な機能だと思いますが)



私は仕事上、風車で計測している風速を見ながら、実際の風を体感することが良くあります。確かに一般の方は風速15m/sがどれほど強い風かは理解していないと思います。



風車の視察に来た人達に、「現在の風速は7m/sです」とアナウンスすると、ほとんどの人が、「これで7m/sなら13.5m/sなんてすごい風だね」とびっくりします。ちなみに13.5m/sは当町風車の定格風速です。



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情けなくなってくる・・・ (風小僧)
2006-03-20 19:00:24
問題は、環境、子供の教育、自然エネルギーと三拍子そろった環境屋さんが一番喜ぶ設定の中で、どうしようもない性能の大学の風車と、風のことも知らない選定者が補助金(予算)に目がくらんで行った事業だと思います。

風が強い日だと思っても、大体6m/s以下であり、15m/sなんて風は台風か前線の通過の一瞬しか吹かない。また、2m/sの風は、ほとんど感じない程度で、その風域で風車が回転始めるとは思えない(歯車で増速して発電機もある部分の慣性モーメントの計算がされているのかも疑問だし)

大学の対応がお粗末過ぎて情けなくなる卒業生が多いと思います。
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Unknown (kynthm)
2006-03-19 15:41:55
そうですね。つくば市であれば他にいくらでも選択肢があったはずですよね。



それがなぜ早稲田大学だったのか、この辺に今回の事件のカギがあるように思います。



どうしても早稲田大学と仕事をしたい人がつくば市役所の中にいたのではないでしょうか。一担当職員が好きにできるような事業規模ではないと思うので、もっと偉い人でしょうか。
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あきれる (Unknown)
2006-03-19 15:00:52
あきれた話ですね。つくば市なのに、なぜ早稲田大学なんでしょうね?つくば市には産業総合研究所もあるし、そしてなにより地元である筑波大学には風力発電の大家が居るではありませんか!!!
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のーてんきではありません (kynthm)
2006-03-19 08:49:09
POMさん貴重な情報をありがとうございます。

「だけ」がなんだか気になりますが。
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一応.... (POM)
2006-03-19 01:06:30
つくば市長...大嫌いな人ですが、一応言っておきましょう。彼が当選したのは平成16年末。風車に関して「だけ」は、悪いことをしていないんじゃないかなぁ。推測ですが...



のーてんきなコメントも、まあ許してやってください。
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お怒りごもっとも (kynthm)
2006-03-18 14:19:13
這い寄る混沌さん。はじめまして。



お怒りごもっともです。しかし、風車が不良品というわけではありません。



風が無いところに風車を建ててしまったことが問題なのです。真っ暗な地下室に太陽光発電装置を置いておくようなもんです。ホント馬鹿げてますね。



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全く呆れ果てた (這い寄る混沌)
2006-03-18 14:07:49


初めまして。這い寄る混沌と申します。この問題についてはかなり前から耳にしています。



現地による正確な事前調査もせず、ただこうなるだろうなという楽観的な考えが、あんな欠陥品をあの場所に立てています。しかも、責任の擦り付け合いという大の大人がやっていて恥ずかしくないのか? と言ってやりたいくらいです。

つくば市役所や環境省もあんな不良品を何故設置しようとしたと言うのが全くわかりません。

しかも、数ヶ月で一般の家庭で作られる電力とそんなに変わらないという結果がすでに出ていると言うのに、これ以上あんな欠陥品を作ろうと言ったらヘドが出ます。



どうせ、何か迷妄か夢想でも描いていたんでしょうが結局、そんなものは自分の頭の中でのみ実現する幻想に過ぎないんですよ。



もしかしたら、風車の設置に関わっていたどこかが何かしらの方法で事実を世間から隠蔽しているのかもしれません。

真の犯人は一体、誰なのか。判明したら文句でも言ってやりたいです。本当に。







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Unknown (私も知りたい)
2006-02-24 18:55:45
世話焼き君さん初めまして。

私もこのような事業を発案した人が誰だが是非知りたいです。



小型風車で売電事業というのは風車のことを少しでも知っている人なら思いつきません。本当の犯人はだれなんでしょう?
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馬鹿馬鹿しくて話にならない (世話焼き君)
2006-02-24 16:32:28
大型風力発電でも国の補助金をあてにしないと採算がとれないのに、小型風力発電で売電事業をするなんて、最初から間違っているのでは?

挙句の果てに、大学が悪い?役所が悪い?

最初にこのような馬鹿な事を考えたのは誰だ。
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私が思うに (kynthm)
2006-02-05 22:14:54
一義的な責任はやはりつくば市にあるのではないでしょうか?



しかし役所の中ではだれも本当に自分に責任があるんだと思っている人はいないような気がします。



役場勤めの私が言うのもおかしいのですが、役所って責任の所在があいまいなことが多いと思います。恥ずかしながら。
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責任は誰に? (カリブの海賊)
2006-02-05 16:12:52
責任のなすりあい。耐震設計偽装でのなすりあいと同じ構図かもしれませんね。

早稲田大学・風力発電メーカー(早稲田大学も関与)・つくば市・環境省、地元業者。誰の責任なのでしょうか

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Unknown (kynthm)
2006-02-05 11:31:26
mizuさんご挨拶がおくれてすみません。



確かに「環境」と言われると、反対しにくいということはあるかもしれませんね。



この問題は今後も注視していきたいと思います。
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Unknown (mizu)
2006-02-05 10:12:13
こんにちは!トラックバックありがとうございます。

こちらのサイトを参考にさせてもらいました。

報告書に1750万円とはすごい金額ですね。

それで、全然違う風車で試算したとは。。。

風況調査もしていないでしょう。



最近は公共工事では無茶しにくくなっているので、環境関係だったら通ると思ったのでは?

行政と大学、業者の癒着だと思います。



これが原因で風力に悪い印象がついてしまわないことを願います。
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知れば知るほど (kynthm)
2006-02-05 00:06:16
ひどい事件です。



報道などを見る限りつくば市はなんとか早稲田大学に責任をなすり付けようとしているようです。確かに早稲田大学にも開いた口が塞がりませんが、事業の主体はあくまでつくば市です。



早稲田大学に1,750万円もの金額で報告書の作成を委託したのも、環境省に補助申請をしたのも、工事を発注したものすべてつくば市です。だまされた、では済みませんよ。



だいたい1,750万円の価値がある報告書っていったいどんな内容なのでしょうか。



市民団体の皆さんは早稲田大学に3億円の返還請求をするだけでなく、市当局の責任も徹底的に追求すべきだと思います。
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日本風力発電史上最大のスキャンダル (カリブの海賊)
2006-02-04 23:38:38
だと感じています。

今回の事件は様々な問題が凝縮しています。

特に懸念されていた小型風力発電の「あいまいさ」が露呈した形かもしれません

小型風力発電はどちらかというと、モニュメントや啓蒙・教育的な要素が強く、その事業性は重要視されてこなかったと思います

しかし、つくば市のまほろば事業では、風力発電の売電収入で「地域通貨」を発行するという話だったはず。であるなら、風況調査は必須だと思います。特に小型風車が設置される地上数メートルという場所は、建築物などの影響も大きく、なおいっそう調査が必要だったと思います。

加えて、そこに様々な利権がむらがってしまったのかも知れません。今回のつくば市の事業は、国(環境省)から設備費の2/3もの補助金が出る。工事の分割発注、落札率97%以上、風車メーカーの事実上の匿名発注。そのうち逮捕者がでるんじゃないですか。

つくば市だけの問題ではなく、日本国民全体の問題だと思います
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