My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

クローズアップ現代で風車問題

2010-11-19 20:34:01 | 風車日記
出張で3日間留守にしている間、NHKのクローブアップ現代
で、特別会計の問題の代表例として失敗している自治体風力
発電が取り上げられたようです。これから録画を見たいと
思います。

全国で風力発電を行っている自治体の6割が赤字ということ
らしいが、一応この業界に8年間かかわった経験から言うと
赤字自治体はもっと多いかと思っていました。

特別会計全体から言うと、風力発電事業に支出された補助金
の額は微々たるもので、テレビ的にわかり易い風力発電が生
贄された感は拭えませんが、まずまず上手くいっている当町
の風力発電事業は数少ない自治体風車の成功例として逆にク
ローズアップされるチャンスかもしれませんね。

たいして風の吹かない所に風車を建てれば失敗するのは当然
で、今回の特集を見ても別に風力発電が悪いわけではなく、
補助金の審査が甘い点や自治体に風力発電に対する知識が不
足しているにも関わらず、その自覚が無かったことが問題で
しょう。

自分は随分以前から、当初建設費に対する補助制度の問題
点や積極的な情報公開の必要性などをこのブログで訴えて
きましたが、改善されたとは言い難いのが現状です。

落雷も問題ですが、風況が良い所なら多少の故障はカバー
できます。自治体には風力発電にとって風況がどれほど大事
かという当たり前のこともわかっていなかったとしか言いよ
うがありません。当町は「運が良かった」というのが正直な
感想です。

17日(水)から3日間、長野県の12市町村を観光キャラバン
で回って来ました。全730キロの行程を自分の車を運転して
それぞれの役場を訪ね、総務や観光の担当課長さんに対応
していただきましたが、中にはわざわざ村長さん自ら話を
聞いてくれたありがたい所もありました。

農業が主産業というところが多かったのですが、話を伺うと
夏の間は高原野菜で稼いで、最低気温がマイナス10℃前後ま
で下がる冬季は、あちこち旅行する農家の方も多いそうです。
暖かい伊豆は有力は旅行先の一つになるとほとんどの自治体
の方に言っていただきました。長野方面にもっと観光宣伝費
を投入する必要性を感じました。

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