空腹の構え

もっぱらチャリンコ、他ものづくり

スクアッド4.2の第一印象

2015年05月27日 19時54分32秒 | スクアッド4.2
手にしてまだ10日ほど。
3回しか走っていない。



合計100kmほどの走行だが、
スクアッド+シュワルベワンの第一印象。



乗り心地、加速、操作感が、優しい。

とくに加速が不思議。
優しい=ぬるい?というわけでもなく、スプリントがし易い。
最高速まで上げやすい。

走行感は、まるで蛇が地面をスルスル這ってゆくような…
接地感がよく、跳ね上がりがまるでない。

安定感と振動吸収性が半端ない。
硬めという店長情報の逆で、すごく軟らかい印象。


転がりは…普通。
グランプリ4000には劣る。悪いわけではない。
グリップ力がある印象…。


登りが…重い。
その優しさのせいなのか、グリップ力のせいなのか、
よく分からない。が、重い。

むやみに力むと無駄に体力を消耗するだけで、
素直に感触に従ってまわすほかない、
というペダリングになってしまう。


ブレーキの効きがよい(アルミと変わらない)
ブレーキ音はうるさい。
ジッパー(ファスナー)を高速で閉める音のような感じ。
慣れればどうでもいい音になると思う。


フリーの空転音、ふつうにうるさい?
つまりはふつうか。音好きにはいいと思う。
レーゼロカルトはウッサイ。



所有ホイール+タイヤと比較してみると、

レーシングゼロカルト+グランプリ4000 C23は、
登り、巡行、加速が現状で最速。
スプリントは体力がないと踏めなくなる。
ホイールもタイヤも硬いので、安定性や振動は悪いが…
自分の意図したとおりに動くので一番楽しい。
…体力の消耗も多いけれども。


F6R+ポディウム19C。
去年は登りと平地巡行で最速であった。
しかしタイヤ変形時の減速が酷かったので、
ダンシングやコーナーリングには不向き。
TT、シッティングのみのヒルクライムで利用した。
漕ぎ出しの軽さ、高速巡行は1番の印象。
乗り心地は一番悪い。だが嫌いではない。
体力の消耗というよりは疲労が多い。


対してスクアッドは乗り心地がよい…逆につまらないとも思える。
ペダリングがなにか噛みあっていない。
硬いホイールに慣れてしまっているからだろうか。
所有するホイールで一番軽いのだが、登りでその効果を
マッタク発揮出来ずにいる。
ゆえに…最も体力が温存される。楽してしまう。
厳しく行きたいのだが、宥められる。


今年は平日練習を全力でこなしているのもあり、
ペダリングの質(あるいは体力)が完全に変化していて、
レーシングゼロが平地も登りも全力を出せる状態に
脚がなってしまっている。





第一印象の総括、今はスクアッドとの相性が良くない。

だが、スクアッドの加速性の良さなどからは、
まだ性能を引き出せていないだけで、期待が持てる。

この10日ほどは3つのホイールを履きかえて比較していた。

6月はレース本番のヒルクライムが控えているため、
好調な今のペダリング+レーゼロを維持、強化してゆく。

秋のクリテリウムが第2の本番。
7月以降はスクアッドに脚を慣らして、
性能を引き出せるようにしたい。


さて、今週末は今年初レース。
青森クリテリウム。



ヒルクライム脚に改造中の今は、勝てる気がしない。
遊ぶ気満々。

安定力と体力温存のNo1、スクアッドで行くゼ。