余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で春はほほえむ

白雲を

2024-03-18 22:56:57 | レターの膜(短歌)
白雲を
見ながら食す
日陰から
ポテトチップス
大口あけて
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ベッドサイド

2024-03-18 22:53:40 | マイブック(は)
「ベッドサイド」
      林あまり 著

歌集。
性を直截に、喜びとしてまた悲しみとして、
または幻として
短歌という形式にのせて詠う。
そこにあるものを。
性というおこないを。
直線的な言葉だからこそ響いてくることのある、
魂の揺れるさま。
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パリの砂漠、東京の蜃気楼

2024-03-18 22:38:20 | マイブック(か)
「パリの砂漠、東京の蜃気楼」
      金原ひとみ 著

著者のエッセイ。
パリに行き暮らし、東京へと帰ってくる、
その時の思いを綴る。
生きるという原罪を抱えて、
人間の黒く塗られた感情を膨らませながら、
辛さ、悲しさ、寂しさ、その中でも見出そうとする希求。
エッセイでありながら、小説を読んでいるような感覚に陥る。
居場所の揺りかごを求め続ける。
オアシスを焦がしながら。
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